攻撃の要!早大準硬式野球部・関副将がプロ志望届を提出

チーム・協会

【1年次からチームの打撃を支えてきた関【早稲田スポーツ新聞会】】

【早稲田スポーツ】記事 渡邊悠太、写真 小山亜美

9月6日、早大準硬式野球部の主軸打者としてチームをけん引している関大輝副将(基理4=茨城・江戸川学園取手)がプロ志望届を提出した。野球部、準硬式野球部を含め、関が早大選手最初のプロ志望届の提出となった。

関大輝副将(基理4=茨城・江戸川学園取手)

関は高いミート力と長打力を兼ね備えた左の好打者。1年時から持ち前の打撃を披露し、クリーンナップに座るなど打線の中核を担ってきた。非常にクレバーな選手であり、対応力にも長けている関は、相手からのマークが厳しくなるなかでも結果を残し続け、2年春、2年秋、3年秋と3季連続でリーグ戦ベストナインに輝いた(3年春のリーグ戦は新型コロナウイルス感染拡大のため中止)。

 4年生となり迎えた今春のリーグ戦では、フォーム修正の影響もあり本人が納得のいく成績を残すことができなかったが、主に3番打者として勝負強さを発揮した。また、副将として渡部椋雅主将(商4=神奈川・桐光学園)や須能浩太郎副将(商4=東京・早実)などの幹部学生と共にチーム全体の状況にも気を配り、プレーのみならず周囲への声掛けでもチームに大きく貢献した。

 硬式野球以外からのプロ挑戦は大きな困難を伴うことが予想されるが、決して不可能な挑戦ではない。早大関係者では、2011年のプロ野球ドラフト会議で大嶋匠氏(平24スポ卒=現高崎市役所)が北海道日本ハムファイターズから7巡目指名を受け、ソフトボールから硬式野球への転身を果たした。準硬式野球界からもこれまでに複数名のプロ野球選手が誕生していることを考えると、今後の関の活躍から目が離せない。
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著者プロフィール

「エンジの誇りよ、加速しろ。」 1897年の「早稲田大学体育部」発足から2022年で125年。スポーツを好み、運動を奨励した創設者・大隈重信が唱えた「人生125歳説」にちなみ、早稲田大学は次の125年を「早稲田スポーツ新世紀」として位置づけ、BEYOND125プロジェクトをスタートさせました。 ステークホルダーの喜び(バリュー)を最大化するため、学内外の一体感を醸成し、「早稲田スポーツ」の基盤を強化して、大学スポーツの新たなモデルを作っていきます。

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