2022年サーフィンチャンピオンシップツアー(CT)出場基準と新ルールを解説

チーム・協会

【© WSL/Poullenot】

ワールドサーフリーグ(WSL)のフォーマット変更により、2021年のサーフィンチャンピオンシップツアー(CT)は8月中旬の『コロナ メキシコ オープン』で終了。
ワールドタイトルは9月9日〜17日にカリフォルニアのローワー・トラッセルズで開催される「WSLファイナル」で決定する。

その決戦を前にWSLは2022年のクオリファイ(出場)基準を発表。
従来通り、CT選手はメンズ36名、ウィメンズ18名で構成されるが、その内訳に変更がある。

2022年のクオリファイ基準

【THE SURF NEWS作成】

・2021年CTランキング
メンズは上位20名、ウィメンズは上位9名。

・怪我によるワイルドカード
メンズ・ウィメンズ共に2名。

・2021年CS(チャレンジシリーズ)
メンズは上位12名、ウィメンズは上位6名。

・ワイルドカード
各イベントでメンズは2名、ウィメンズ1名。

2021年CTランキングからのクオリファイ選手

2021年ルーキーのイザベラ・ニコルス 【WSL/Cestari】

メンズ
1 ガブリエル・メディナ(BRA)
2 イタロ・フェレイラ(BRA)
3 フィリッペ・トレド(BRA)
4 コナー・コフィン(USA)
5 モーガン・シビリック(AUS)
6 グリフィン・コラピント(USA)
7 ジョーディ・スミス(ZAF)
8 五十嵐カノア(JPN)
9 ヤゴ・ドラ(BRA)
10 フレデリコ・モライス(PRT)
11 ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)
12 ジャック・ロビンソン(AUS)
13 レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)
14 デイヴィッド・シルヴァ(BRA)
15 ライアン・カリナン(AUS)
15 イーサン・ユーイング(AUS)
17 ケリー・スレーター(USA)
18 ジャドソン・アンドレ(BRA)
19 セス・モニーツ(HAW)
19 ミゲル・プーポ(BRA)

ウィメンズ
1 カリッサ・ムーア(HAW)
2 タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)
3 サリー・フィッツギボンズ(AUS)
4 ステファニー・ギルモア(AUS)
4 ジョアン・ディファイ(FRA)
6 キャロライン・マークス(USA)
7 タイラー・ライト(AUS)
8 イザベラ・ニコルス(AUS)
9 コートニー・コンローグ(USA)

2022年ミッドシーズンカット

今回の2022年のクオリファイ基準と同時に最大の変更点であるミッドシーズンカットの詳細についても発表があった。

全10戦の内の折り返し地点、第5戦終了時点でのランキングからメンズは36名から22名。
ウィメンズは18名から10名に選手が絞られることになる。

これは後半戦のツアーをコンパクトにしてよりエキサイティングなものとするのが目的。
2022年後半戦に生き残った選手は同時に2023年のCTクオリファイも確定することになる。

逆に落とされた選手はCS(チャレンジシリーズ)に降格してアフリカ、アジア、オーストラリア・オセアニア、ヨーロッパ、ハワイ、北米、南米の7地域のQSから選ばれた選手と2023年のCTクオリファイを争うことになる。
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