<国内男子ゴルフ>コロナ禍の新人。清水大成が地元大会で成長の足あと

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【©JGTOimages】

「Sansan(サンサン)KBCオーガスタ」 8月26日ー29日
芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)7210yd・par72▼26日(大会初日)

3人の暫定首位に、今年デビューしたての新人が並んだ。

清水大成(しみず・たいせい)は、福岡県春日市出身の22歳。

「せっかく地元開催の大会に出られる。いい結果を残したい」と、普段以上に気合が入った。
「昨日までに、いい状態に持ってこられてよかった」と、さっそく初日に2イーグルで爆発した。

クリークの2打目を、ピン横2.5メートルに乗っけた6番(543yd)と、2打でグリーン右横まで運んで、3打目をチップインした18番(566yd)の2つのパー5は大きな成長のあかしだ。

9歳からゴルフを始め、選手会長の時松隆光を育てた篠塚武久氏に師事。時松と同じベースボールで握る。

進学を決めた東福岡高校はスポーツの強豪だが、ゴルフ部はなかった。
野球やラグビーなどチームに交じって個人名の垂れ幕で校舎を飾るなど、「帰宅部」の自主活動でもしっかりと実績を残した。

同3年時に出た2016年大会で、2日目に4位タイにつけてプロの試合でも片りんを見せていた。最後は、61位タイまで落ちたが「初めてベストアマチュアを獲ったのも、この大会です」。

あれから5センチ背が伸びた。
「鍛えて、食べて」体重は、10キロ増。

ジュニア期から飛ばし屋だったが「当時より、20ヤードは飛距離が伸びた」。
2打目に持つクラブも1,2番手上がった。

コース改造で、全体距離は7210ydと以前より、107ydも長くなったが「そこはあんまり感じていない」と、逞しく言った。
コロナ禍の昨年、特別QTで5位タイにつけてプロ転向を果たした。
その初年度に、今度はプロ初Vをかけて好スタートを切った。
「地元なので、応援もいつもよりたくさんしていただける」と、今年4試合目の有観客試合で「優勝を狙っていきたい」と、迷わず言った。
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