8月4日、オセアンバファローズスタジアム舞洲で行われたオリックスと中日のウエスタン・リーグ公式戦第18回戦は、0対2でオリックスが完封負けを喫した。

　オリックス先発の増井浩俊投手は1回表、1死2塁のピンチを招くと3番・井領雅貴選手に適時打で先制点を許す。さらに4番・藤井淳志選手に適時二塁打を浴び、2失点の立ち上がりとなった。2回以降はランナーを出しながらも粘り強い投球で無失点に抑え、打線の援護を待つ。

　その打線だが、中日先発の松葉貴大投手を打ち崩せない。4回裏には、山足達也選手、田城飛翔選手の連打で無死1、2塁としたが、後続が打ち取られて無得点に終わった。投手陣は6回表から継投に入り、海田智行投手、中川颯投手、齋藤綱記投手、村西良太投手が無失点でつないだ。

　すると8回裏、先頭の8番・元謙太選手が安打で出塁。犠打で1死2塁とするが、この回もあと1本が生まれず、最終回の攻撃は3者凡退に終わり試合終了。敗れたオリックスは、先発した増井投手が5回2失点と試合をつくり、救援陣も無失点リレーを見せたが、打線が中日投手陣の前に4安打無得点に終わった。

　 １２３４５６７８９ 計
中 ２００００００００ ２
オ ０００００００００ ０

中 ○松葉貴大-鈴木博志-橋本侑樹-藤嶋健人-S石田健人マルク
オ ●増井浩俊-海田智行-中川颯-齋藤綱記-村西良太

文・木村圭