五輪サーフィン日本代表が、静岡の人工サーフィンプールで公開練習を実施
【THE SURF NEWS】
合宿には、大原洋人、前田マヒナ、都筑有夢路の3名と、宗像富次郎監督、大野修聖チームキャプテン、Wade Sharpコーチが参加。まだ日本に入国していない五十嵐カノアは不参加となった。ここでの合宿は12日から13日の2日間にかけて行われる。
【Photo: THE SURF NEWS】
アメリカ・テキサス州のBSRサーフリゾートや、ニュージャージー州のアメリカンドリームなどで既に導入されている同造波装置に比べ、波を生成するソフトウェアプログラムがアップデートされ、機械部分がパワーアップ。プールのサイズは小さいが、より大きな波が生成出来、技術的には高さ2.1mまで出力できる。
波の種類は現時点で67種類の生成可能で、今後更に調整を行い85〜100パターンに増えるという。波には、高さのある「ハイボール」や、大きなバレルとエアーセクションのある「ウェッジポップ」、美しく長いばれる「ドレイナー」など独自の名前が付けられている。
12日の公開練習では、レギュラー、グーフィー、エアー、バレル等を含む6〜7パターンの波を生成。サイズはムネ〜頭オーバー程度で、2〜3本セットの波も数回あったが、基本的には1セットにつき1本のパターンが多かった。波の生成頻度については、今後一般公開に向けてどの程度調整されていくかに注目だ。
【Photo: THE SURF NEWS】
七夕の日に入籍したことについて尋ねられると「プロポーズの言葉は”結婚してください”。家族が増え、守るものが出来たのは今までになかった感覚。五輪ではどんな結果になっても一番かっこよかったと言われるサーフィンを見せたい」と気持ちを新たにした。
また五輪の無観客開催については「こういう状況なので仕方ない。強いて言うなら1回戦からテレビで中継してほしいです!」と報道陣に訴えた。
チューブライドをメイクする前田マヒナ 【Photo: THE SURF NEWS】
五輪観戦のためハワイから来日中の母について、「(無観客になったのは)残念。だから次のパリオリンピックまで頑張ります!」と笑顔で誓った。
都筑有夢路 【Photo: THE SURF NEWS】
合宿については「一宮で早いリップをしていきたいと思い、その反復練習をするつもりだったけど、初めてのプールだったので今日は楽しいという気持ちの方が大きかった」と素直な感想を述べた。
【Photo: THE SURF NEWS】
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