七夕の夜に千葉ロッテマリーンズが福岡ソフトバンクホークス相手に強さを見せた。無傷の５連勝で首位のオリックスバファローズと２・５ゲーム差。前半戦首位ターンがいよいよ現実味を帯びてきた。

　井口資仁監督も先制をされながらも一つのチャンスから逆転をして、その後、リードを守り切った試合展開に笑顔。「また金曜日から。貯金を一つでも増やして前半戦を終えるために、残り５試合、勝っていきたい」と意気込む。

　マリン１０００勝まであと３勝。前半戦、ZOZOマリンスタジアム残り８戦で８勝必要なところから、ここまで近づいた。前半戦中にメモリアルを達成するには３戦３勝。しかし、今の千葉ロッテマリーンズはそれは極めて現実的な目標だ。

　自他共に認める令和の常勝軍団を目指す千葉ロッテマリーンズ。１９７４年以来のリーグ１位でのリーグ優勝を目指す千葉ロッテマリーンズ。「この１点を、つかみ取る。」、「その１点が、明日を変える」。チームとしての想いが形となり結実しつつある。今、千葉ロッテマリーンズが熱く美しい。