千葉ロッテマリーンズが地の利を生かす。前半戦、いよいよ残り１０試合。ここまで７４試合を終えて３１勝３２敗１１分けの４位と厳しい戦いが続いているが、残り１０試合中８試合がホームゲームというプラス材料がある。本拠地で勝ち星を一つでも多く積み重ね、後半戦に向けた反撃態勢を整えたいところだ。

　さらなる追い風もある。７月２日からの東北楽天ゴールデンイーグルス３連戦および７月９日からの北海道日本ハムファイターズ３連戦はファン待望の夏の特別イベント　「BLACK SUMMER WEEKEND(ブラックサマーウィークエンド) supported by クーリッシュ」が開催される。当日はマリーンズズカラーのブラックをベースとし、球団ロゴや背番号、胸の『MARINES』の文字などに夏らしいミントグリーンを使用したデザインのブラックサマーユニホームを着用して試合を行われるなどZOZOマリンスタジアムは熱気に包まれる。この力は選手の後押しとなるはずだ。

　自他共に認める令和の常勝軍団を目指す千葉ロッテマリーンズにとって前半戦残り１０試合は一つの正念場となる。ホームでの試合が続く地の利を生かし、勝利を重ね後半戦へとつなげたいところ。２０２１年　夏の主役は千葉ロッテマリーンズ。１２球団最多の得点能力を誇る千葉ロッテマリーンズが存在感を見せつける。