セレッソ大阪【ACLグループステージ第1節 C大阪vs.広州】3年ぶり4度目のACL。グループステージ突破へ弾みを付ける勝点3を目指し、初戦に挑む

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セレッソ大阪にとって3年ぶり4度目の挑戦となるAFCチャンピオンズリーグでの戦いが始まる。本来はプレーオフからの出場だったが、オーストラリア勢の辞退により、繰り上げという形でストレートインとなった。もっとも、今回は過去3回とは状況が異なる。新型コロナウイルス感染症の影響でグループステージは集中開催となり、セレッソが所属するグループJは、タイのブリーラムを舞台に中2日で6試合を戦う。タイへ出発する前、「同じメンバーで6試合を戦うことは不可能。選手全員の力を示す最高の機会だと捉えている」と話したのはレヴィー クルピ監督だが、まさにチームの総合力が問われる戦いとなる。

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20日に現地入りしたチームは、“バブル方式”と呼ばれる隔離された環境の中、試合への準備を進めてきた。前日会見に登壇したレヴィー クルピ監督は「この大会を楽しみにしながら、大きな期待を持ちながら、いい準備はできた」と話し、同じく会見に登壇した清武弘嗣も「グループステージは絶対に勝ち上がらないといけないですし、最高の結果を得たいと思います」と力強く抱負を述べた。

広州FC(旧・広州恒大)、ポートFC、傑志と同組となったセレッソ。初戦の相手は広州FC。セレッソにとって広州FCは、2014年はラウンド16で、2018年はグループステージ最終戦で敗れ、行く手を阻まれた因縁の相手だ。もっとも、今回のグループステージに登録されている広州FCの選手は若手中心。セレッソとしては、難敵を撃破するチャンスであり、グループステージ突破へ向けて弾みとなる勝点3を獲得したい。ただし、「サッカーが大好きで、サッカーを職業として戦っている選手はたくさんいます。若いチームとは言え、難しい試合になるのではないかと思っています」と指揮官も話したように、決して油断はできない。血気盛んな若手がモチベーション高く、球際で強く臨んでくることも予想できるだけに、セレッソとしては、心は熱くも冷静に、状況に応じたプレーを心がけていきたい。

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約3週間に及ぶ長丁場であり、同じ相手と2回戦う中2日での6連戦。心身共にタフな戦いとなる今回のグループステージだが、「(過酷な)条件面の言い訳をせず、何事も前向きに臨むことが大事。どの選手にとっても、試合ができることが一番。(連戦が続く状況は)サッカーを楽しむ機会。サッカーを楽しむためには勝利が必要。勝利を重ねることで、プロサッカー選手としてのキャリアを成長させることができる。良い結果を残して、無事に日本に帰ってきたい」とレヴィー クルピ監督は語る。セレッソにとってACLの最高成績は、初出場となった2011年のベスト8。過去を乗り越え、アジアの頂に到達するために、まず求められるのがグループステージ突破。そこへ向けて勢いを付ける勝点3を獲得すべく、初戦に挑む。
(文=小田尚史)

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