千葉ロッテマリーンズが交流戦最終戦を読売ジャイアンツに５対４で勝利し終えた。巨人の絶対エース、難攻不落の菅野を攻略しての勝利はリーグ戦再開に向けて大きな弾みとなるはずだ。先制し、中押しし、最後は詰め寄られながらも１点を守り切る。それは千葉ロッテマリーンズらしい粘りの野球、集中力を発揮しての勝利であった。

　試合後、井口資仁監督はリーグ戦再開まで４日間、試合のない期間があることについて「しっかりと調整をして、また自分たちの野球をしていきたい。いいスタートを切って、上にいく」とコメント。この４日間を利用し、チーム状態をさらに上げていきたい意向を話をした。

　リーグ戦は６月１８日からメットライフドームで行われる埼玉西武ライオンズ３連戦から始まる。最初が肝心。まずはライオンズにしっかりと勝利を重ね、勢いに乗り突っ走りたいところ。まだ優勝の行方は見えておらず混迷を極めるパ・リーグ。リーグ優勝だけを狙う千葉ロッテマリーンズが虎視眈々と首位浮上のチャンスを狙っている。いざ、１９７４年以来のリーグ優勝へ。勝って勝って勝ちまくる。自他共に認める令和の常勝軍団を目指す千葉ロッテマリーンズがリスタートのタイミングでスタートダッシュをかける。