美馬学は本拠地で12球団勝利の快挙達成なるか【6/12 パ・リーグ見どころ】
【今季対戦成績】千葉ロッテ（パ・4位）対巨人（セ・2位）0勝1敗
【千葉ロッテ】美馬学投手 10試合3勝3敗、防御率4.76
【巨人】戸郷翔征投手 10試合5勝（リーグ3位）3敗、防御率4.42
千葉ロッテの先発は美馬学投手。前回登板した6月5日の横浜DeNA戦では、5回11失点の大乱調で先発の役割を果たせなかった。一方今季は本拠地で2勝を挙げて5度のQSをマークするなど結果を残している。好相性を誇るマウンドで史上19人目の12球団勝利の達成となるか。打線ではレアード選手に注目。10日の試合では決勝の15号ソロ、11日の試合では先制点をもたらす適時打をマークするなど、現在9試合連続安打中だ。好調な大砲のバットで記録達成がかかる美馬投手を援護したいところだ。
北海道日本ハムは連敗脱出へ。先発の池田隆英は約1カ月半ぶりの白星なるか
【今季対戦成績】北海道日本ハム（パ・6位）対横浜DeNA（セ・6位）0勝1敗
【北海道日本ハム】池田隆英投手 9試合2勝6敗、防御率2.92
【横浜DeNA】京山将弥投手 4試合0勝2敗、防御率8.27
北海道日本ハムの先発は、4月22日以来の勝利を目指す池田隆英投手。6月4日の前回登板では5回85球4安打2失点の内容で敗戦投手に。本来の投球を取り戻し、遠ざかっている白星を引き寄せたい。打線では淺間大基選手に期待。11日の試合では、最終回に二塁打を放ち4試合連続安打を記録している。打線を勢いづけるリードオフマンとしてチームの連敗を止められるか。
楽天は4試合連続QS達成中の田中将大で連敗阻止へ。黒川史陽は活気を与える活躍なるか
【今季対戦成績】楽天（パ・1位）対（セ・1位）0勝1敗
【楽天】田中将大投手 8試合2勝3敗、防御率2.77
【阪神】伊藤将司投手 7試合3勝3敗、防御率2.70
楽天の先発は田中将大投手。5月1日以来勝ち星からは遠ざかっているものの、ここ4試合連続でQSを達成。数字以上にその安定感のある投球術には舌を巻く。セ・リーグ首位の阪神に対する投球に注目したい。打線では黒川史陽選手に期待。前試合は終盤の代打で安打を放つと、反撃の糸口をつかめなかった打線に活気を与えた。勝利への一打を放つことはできるか。
埼玉西武は今井達也が先発。打線では前日猛打賞の山川穂高に期待
【今季対戦成績】埼玉西武（パ・5位）対中日（セ・4位）0勝1敗
【埼玉西武】今井達也投手 9試合3勝2敗、防御率2.53
【中日】岡野祐一郎投手 9試合5勝1敗、防御率1.85（ファーム成績）
埼玉西武は今井達也投手が先発。前回登板した6月5日の東京ヤクルト戦では、7回3失点で白星こそ付かなかったものの、試合をつくる内容を見せた。規定未到達ながらも2点台の防御率を誇る右腕は、今登板でも安定した投球を披露できるか。打線では山川穂高選手に期待したい。前日の試合では反撃の9号2ランを含む3安打3打点をマーク。今井投手の前回登板時には2本塁打を放った主砲は、今試合でも援護をもたらすか。
田嶋大樹は待望の本拠地初勝利なるか。昨夜決勝打の杉本裕太郎に注目
【今季対戦成績】オリックス（パ・3位）対広島（セ・5位）1勝0敗
【オリックス】田嶋大樹投手 10試合2勝4敗、防御率4.72
【広島】森下暢仁投手 8試合3勝3敗、防御率2.11（リーグ2位）
オリックスは田嶋大樹投手が先発マウンドへ。6月5日の前回登板では4回96球6安打4失点で試合を作りきれず。山本由伸投手らが広島打線を完封に抑えた昨夜の流れに乗り、待望の本拠地初勝利をつかめるか。打線では杉本裕太郎選手に期待。11日の試合では決勝打となる2点適時打を放ち、好投の山本由伸投手を援護。12日の試合でもその勝負強さでチームの勝利に貢献したい。
福岡ソフトバンクは5月度月間MVP＆自身4連勝中のマルティネスが先発
【今季対戦成績】福岡ソフトバンク（パ・2位）対東京ヤクルト（セ・3位）0勝1敗
【福岡ソフトバンク】マルティネス投手 6試合5勝（リーグ4位タイ）1敗、防御率2.13
【東京ヤクルト】小川泰弘投手 10試合5勝（リーグ3位タイ）1敗、防御率3.41
福岡ソフトバンクの先発はマルティネス投手。5月は5試合で4勝1敗、防御率1.97で月間MVPを受賞すると、5日の登板でも6回2失点の好投で5勝目を挙げた。現在自身4連勝中と波に乗っている助っ人の投球に注目だ。
イースタン盗塁王・山崎剛の打撃に注目
【今季対戦成績】楽天（5位）対巨人（4位）5勝4敗
楽天打線では山崎剛選手に注目したい。前日の試合で3安打を放ち、3試合連続でマルチ安打を記録した。また盗塁数もイースタン・リーグトップの15盗塁と、好調な打撃と自慢の俊足でアピールを続け、今季初昇格を目指したい。
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