エールを受けて前回の雪辱を果たしたい谷口徹

チーム・協会

【©PGA】

第21回スターツシニアゴルフトーナメント 大会前日

 前回大会では倉本昌弘とのプレーオフの末、2位に甘んじてしまったのが谷口徹。プロアマ大会のラウンド後、雪辱に燃えているのかと尋ねてみた。

 「暑い。今年一番の暑さじゃないですか。そうそう、昨日はもっと暑かった」

 首筋を流れ落ちる汗。タオルで吹きながら、夏ゴルフを思わせる晴天下でのラウンド感想を口にしたのだった。

 今大会ではコースのメイングリーンを使用して行われる。

 「グリーンコンディションは良かった。距離が前大会よりも(6959ヤードから6918ヤードに)短くなったそうだけど、そんな感じはしない」

 谷口は2年前の大会では67・70・68の通算11アンダーをマークしている。

 「グリーンは硬く仕上がっているけれど、優勝スコアは2桁でしょうね」と前回の経験と練習ラウンドで「目標数字」を明確にしいている。
 
 有観客試合で行われる今大会を「ギャラリーがホールサイドやグリーンを囲んでいる光景が正常なんですよ。声援が聞こえたり、拍手が沸いたりするのが本来のゴルフトーナメント。プロだって、ギャラリーが居ない中でプレーしても面白くない。やっぱり『観られて』プレーしてこそのプロ。ナイスバーディー!の声がないと……ね。今週はナイスバーディーとたくさん言って頂けるようにしますよ」

 ギャラリーが谷口にバーディー奪取を褒め称える声がけをどれだけするのか。その回数が想定優勝スコアを上回った時、谷口の2年越しの雪辱が晴らされる。

(PGAオフィシャルライター 伝昌夫)
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

PGAはゴルフの正しい普及と発展を願い、誰にでも愛される「国民のスポーツ」「生涯スポーツ」となるため、日本ゴルフ界のリーダーとして活動しています。PGAの使命は、トーナメントプレーヤーの育成、ゴルフ大会の開催・運営に加え、ゴルフの正しい普及と発展を具現化するために、ティーチングプロ資格を付与したゴルフ指導者を育成しています。さらにPGAでは幅広い分野で積極的な取り組みを行い、地域に密着した社会貢献活動、ジュニアゴルファーの育成など多方面にわたる取り組みを日々歩み続けています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント