アトレティコのラ・リーガ制覇、5人のキーマン

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2020/21シーズンのラ・リーガ・サンタンデール王者に輝いたアトレティコ・マドリーは、何よりも組織力が武器のチームだ。とはいえ7季ぶり11度目のタイトルを獲得する上で個々の活躍があったこともまた事実。ここではシーズンを通して特に素晴らしいパフォーマンスを見せ続けた5選手について振り返る。

ルイス・スアレス

チームトップの21ゴールを記録したルイス・スアレスはアトレティコのみならず、今季のラ・リーガ・サンタンデールにおける主役だった。2013/14シーズンのダビ・ビジャと同じく、彼もバルセロナから移籍してきた最初のシーズンにラ・リーガ・サンタンデールのタイトルを獲得。シーズンを通して類稀なるゴールへの嗅覚を発揮し続けた彼は、ディエゴ・シメオネ監督の指導者キャリアにおいて最も優れたストライカーの1人として名を残すことになるだろう。

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マルコス・ジョレンテ

マルコス・ジョレンテはアトレティコのみならず、今季のラ・リーガ・サンタンデールにおいて最も大きなインパクトをもたらした選手の一人だ。昨季終盤に守備的ボランチから前線にポジションを変え、2ゴールを挙げたアンフィールドの活躍で名を挙げた彼は、今季もインサイドハーフやウイングバック、2トップの一角など複数のポジションでプレーしながら多くのゴールを生み出し、最終的に12ゴール11アシストを記録。1980年代後半にリーグ3連覇を経験している父パコ・ジョレンテの後を追うべく、進化を続けている。

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ステファン・サビッチ

バジャドリーとの最終節に向け、シメオネが抱える最大の懸念はステファン・サビッチの出場停止だった。モンテネグロ代表DFは3バック、4バックの双方で最終ラインの中心であり続けた。また今季はビルドアップの面でも成長し、シーズン通してのパス成功率は自己ベストの85%を記録している。

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キーラン・トリッピアー

イングランド人選手がラ・リーガ・サンタンデールのタイトルを獲得したのは2006/07シーズンのデイビッド・ベッカム以来。母国の大先輩と同様に、キーラン・トリッピアーも右サイドから送る高精度のクロスで多くのチャンスを作り出した。彼がピッチを離れた1月から2月にかけての8試合で、チームが勝ち点7を失ったことは彼の重要性を物語っている。

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ヤン・オブラク

今や世界ナンバーワンGKの座を争うようになったヤン・オブラクは、アトレティコのラ・リーガ・サンタンデール制覇において決定的な役割を果たした一人だ。全38節にフル出場し、リーグ最少の25失点(失点率0.66)に抑えて自身5度目のトロフェオ・サモラを獲得。彼の重要なPKストップや終了間際のスーパセーブがなければ今季の優勝はあり得なかった。

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