釜田佳直が8回無失点&山崎真彰が公式戦初アーチ! 楽天が5連勝を飾る【5/20 ファーム試合結果】

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 5月18日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグ公式戦、北海道日本ハム対楽天の第5回戦は、5対0で楽天が勝利した。

 楽天は3回表、先頭の山崎剛選手が四球で出塁。さらに盗塁と内野ゴロなどで1死1、3塁のチャンスに広げると、迎えた和田恋選手がきっちりと犠飛を放ち、先取点を奪う。なおも2死1、2塁の場面では下水流昂選手、岩見雅紀選手の連続適時打が飛び出し、この回3点を先制した。

 さらに5回表には、山崎真彰選手がこの回から登板する北海道日本ハムの2番手・鈴木遼太郎投手の初球を捉えるライトへの1号ソロで追加点をもたらすと、下水流選手にも2試合連続となるレフトへの3号ソロが飛び出し、一発攻勢で2点を追加した。

 楽天の先発・釜田佳直投手は初回に2つの四死球で先制のピンチを背負うも、併殺打でこれを切り抜ける。以降も走者を許すイニングが続いたが、チェンジアップやツーシームといった変化球で5回までに3つの併殺打を奪うなどして要所を締める投球を見せた。

 釜田投手は終盤に差し掛かるにつれて尻上がりにも調子を上げる。6回裏に初めて3者凡退に打ち取ると、7回裏、8回裏もそれぞれ3人で抑え込んだ。5点リードを保って迎えた9回裏は池田駿投手がマウンドへ上がり、3者凡退で締めて試合終了。

 勝利した楽天は連勝を「5」とした。先発の釜田投手が8回98球3安打5奪三振2四球1死球無失点の快投で今季3勝目。打線では山崎真選手が公式戦初アーチを含む猛打賞と大活躍。下水流選手も2試合連続弾を含むマルチ安打で好調な打撃をアピールした。

 一方、北海道日本ハムは打線が釜田投手の前に3安打と沈黙。序盤には四死球からチャンスを作ったものの、終始つながりに欠いた攻撃となった。投げては、先発の立野投手が4回3失点と誤算だったが、3番手で登板した生田目翼投手は4回無失点の好リリーフを見せた。

  123456789 計
楽 003020000 5
日 00000000X 0

楽 ○釜田佳直-池田駿
日 ●立野和明-鈴木遼太郎-生田目翼
 
文・和田信
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