打線絶好調の千葉ロッテマリーンズが仙台入り。４月３０日から首位東北楽天ゴールデンイーグルスとの３連戦を行う。首位とはわずか１ゲーム差。首位浮上をかけた大一番だけに注目を集めている。

　好調な打線を引っ張るのはレオネス・マーティン外野手。４月２９日の埼玉西武ライオンズ戦（メットライフドーム）では１０号リーグ一番乗りとなる先制２ランを放つなど絶好調。ロッテの選手で１０号リーグ一番乗りは８５年落合博満氏以来となるなど話題となった。これで通算４９本塁打。来日３年目でまもなく５０号到達となる。先の話になるがホームラン王となるとロッテでは８６年落合博満氏以来の快挙となる。

　チーム１４５得点は１２球団トップ。リーグ２位の福岡ソフトバンクホークスが１１６得点。２９点差あり、セ・リーグとなると１位は阪神タイガースの１３１得点だ。本塁打２８本もリーグトップ。マーティンとともに打線を引っ張るのはキャプテンの中村奨吾内野手。打率はリーグ２位の・３３０で打点はリーグ３位の２１打点。そしてリーグ打点１位は４番の安田尚憲内野手。勝負強い打撃で２９打点を挙げ、勝利に導いている。

　「この１点を、つかみ取る。」のチームスローガンの下、圧倒的な攻撃力を誇る千葉ロッテマリーンズが杜の都で首位東北楽天ゴールデンイーグルスを撃破し、いよいよパ・リーグの頂点に上り詰める。そして一度、その座についたら、もう最後まで明け渡すことはない。自他共に認める令和の常勝軍団がいよいよ頂点に立つ。