ギリシャ・スーパーリーグ・プレーオフ第５戦、PAOKはレギュラーシーズンを２位で終えたアリス・テッサロニキと対戦。この試合は同じテッサロニキを本拠地とするチームの対決となった。

　前半6分、シュヴァーブのパスに反応したシフィデルスキが裏のスペースに飛び出す。シフィデルスキのスルーパスの対応に迷った隙を突いたシュヴァーヴが先制点を決めた。

　お互いダービーマッチとあって気持ちを前面に出す熱い試合となった。

　43分、中盤でボールを奪いシフィデルスキのスルーパスを斜めにエル・カドゥーリが抜け出す。エル・カドゥーリはループシュートを狙うもアリス・テッサロニキのGKクエスタが触り追加点とはならなかった。テッサロニキダービーはPAOKが敵地で先制して前半終了。

　65分、左サイドを突破したエル・カドゥーリのクロスをシフィデルスキが合わせるもミートしない。こぼれたボールをA.ジヴコビッチがシュートを放つもクエスタがスーパセーブ。

　84分、後半から投入されたワルダが2枚目のイエローカードを貰い退場となった。ロスタイムのパスハラキスのスーパーセーブもあり、PAOKが前半6分のゴールを守り切りテッサロニキダービーに勝利した。