【競泳】日本選手権2日目:池江璃花子が女子100mバタフライで優勝、400mメドレーリレー東京五輪派遣記録突破

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女子400m自由形は小堀倭加と難波実夢が東京五輪代表内定

第97回日本選手権水泳競技大会・競泳競技「ジャパンスイム2021」が4月4日、競技2日目を迎えた。女子100mバタフライでは池江璃花子(ルネサンス/日本大学)が57秒77で優勝。女子400m自由形は、小堀倭加(セントラル戸塚/日本大学)と難波実夢(MGニッシン/近畿大学)がTokyo2020(東京五輪)日本代表に内定した。

池江は女子100mバタフライ決勝で57秒77をマーク。2018年(第94回大会)以来4度目の同種目優勝を飾った。池江は女子100mバタフライの東京五輪派遣標準記録(57秒10)には届かなかったが、女子400mメドレーリレー(バタフライ)の派遣標準記録(57秒92)を突破。選考委員会を経て、日本代表内定となる。

女子400m自由形では2選手が代表に内定。小堀が学生新記録となる4分06秒34で優勝、難波が4分06秒36で2位で続いた。両選手は、「決勝で派遣標準記録(4分07秒10)突破」と「決勝で2位以上」の日本代表内定条件を満たした。

男子100m平泳ぎは、派遣標準記録(59秒21)突破選手はなく、今大会での同種目の代表内定はなかった。優勝した佐藤翔馬(東京SC/慶応義塾大学)は3日の準決勝で59秒18をマークし派遣標準記録を切ったものの、決勝では突破できず今大会での代表内定を逃した。佐藤は「準決勝から決勝でタイムを上げることは、そう簡単ではないと思っていた」とレースを振り返り、「200m(平泳ぎ)では、そういう部分を考えて準決勝、決勝に臨みたい」とコメント。2位は武良竜也で59秒55、3位は渡辺一平(TOYOTA)で59秒77だった。

男子100m準決勝は、入江陵介(イトマン東進)が53秒40でトップ通過。「今回は予選・準決勝と体を仕上げていくプランだった。明日(の決勝)はしっかり泳ぎたい」と決勝に向け意気込んだ。

男子200m自由形は松元克央(セントラルスポーツ)が1分47秒61で全体1位、萩野公介(ブリヂストン)が全体2位となる1分48秒20でそれぞれ決勝に進出。決勝に向けて松元は「今回の決勝のために半年間強化してきたので、悔いのないレースをしたい。1分44秒台を狙いたい」とコメント。萩野は「決勝は熾烈な戦いになると思うが、全力で楽しんで代表権を取りたい」と述べた。

女子100m平泳ぎ準決勝は青木玲緒樹(ミズノ)が 1分07秒10で全体1位。渡部香生子(JSS)は全体2位の1分07秒13で決勝に進んだ。

第97回日本選手権水泳競技大会・競泳競技は、東京オリンピックの会場となる東京アクアティクスセンター(東京都江東区)で、4月3日から10日に無観客で開催される。
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