前節から中2日。STVVは、ホームでリーグ第21節ムスクロン戦に挑む。アウェーでコルトレイクと戦った前節、STVVは、開始15分にPKで鈴木選手が先制点。その後は、ピッチコンディションが悪い中、押し込まれるも守備陣が耐え凌ぎます。前半ロスタイムに、カカーチェ選手が左サイドを駆け上がりクロス。ムボヨ選手がスルーし、フリーで走り込んだ鈴木選手が合わせて追加点。試合を通して29本のシュートを打たれるもシュミット選手を中心に身体を張って守り抜き0対2で快勝し、2連勝を達成。

「チーム内に規律が生まれてみんなの共通理解が深まっていきている。全員がシンプルにプレーすることを心掛けていて、毎試合どこを狙うのか明確になっているのが良い試合ができている理由かなと思います」と好調の要因を分析したシュミット選手。

今季15試合出場している守護神は、次節について「降格圏争いをしているチームになるので勝点を落とせないし、相手にも与えられないので、前節の勝利を無駄にしないためにも今節は絶対勝たないといけないと思います」とムスクロン戦の意気込みを語りました。

前節の勝利により、チームは14位に浮上。降格圏争いから脱出し、少しでも上の順位で終えるため、残り12試合、今季の終盤戦に挑む。5連戦の3試合目のムスクロンとは、アウェーで2対3で敗戦。"良い守備から良い攻撃"の成果で7試合で5勝2敗と好調のチームを「3連勝を達成するために全力でプレーしたいです。素晴らしい集中力とチーム内の規律が整ってきた結果がこの連勝だと思いますし、継続していきたいです」と試合前日のインタビューで答えたマース監督は、降格圏争いをしているチームとの一戦を"シックスポインター"だと位置付けた。「ムスクロンは、勝点を獲得するために良いサッカーをしているので、明日の試合は難しくなるだろう」とインタビューを締めくくったマース監督。好調なムボヨ選手と鈴木選手のツートップは再びネットを揺らし、チームを3連勝に導けるだろうか？

第21節STVV対ムスクロン 1月24日(日)AM2時30分