【ハンドボール】世界選手権 今晩、欧州2位クロアチアと初戦 主将「勝ちに行く」
【Yukihito TAGUCHI / JHA】
日本時間午前2時から YouTube中継あり
激しい接触のある攻防も見どころの一つ(写真は5日、エジプトとの国際親善試合でシュートを打つ部井久アダム勇樹選手) 【Yuhikito TAGUCHI / JHA】
クロアチアは2020年1月の欧州選手権で2位。そこで大会MVPに輝いたDomagoj Duvnjakに加え、Luka Cindric、Igor Karacicと世界屈指の司令塔(CB)が顔を揃えます。
対する日本は、前回の世界選手権(2019年1月)でもクロアチアと対戦し、27-35で敗れていますが、以来、ポーランドリーグで活躍する大学生2名(徳田廉之介・吉田守一)など若手の抜擢もあり、メンバーは約半数入れ替わって臨みます。
欧州各国チームは、欧州クラブチームの試合が年末まであったために大会直前に招集。一方で、日本は12月中旬からの代表合宿でじっくり準備してきました。その成果を出せるか。東京オリンピックの前哨戦ともいえる今大会、チーム力に期待がかかります。
試合は国際ハンドボール連盟(IHF)のYouTubeチャンネルで配信され、中継・録画ともに、日本から見られる予定です(記事下部にリンクがあります)。
土井キャプテン クロアチア戦への意気込み 「メンタル面が大きく成長。勝ちに行く」
5日のエジプトとの国際親善試合でシュートを打つ土井キャプテン 【Yukihito TAGUCHI / JHA】
- 彗星JAPANの長所は
1対1が強い選手が多いので、恐れずスピードにのってガツガツいってほしいです。そこの部分を全員が自信もってやれれば、おもしろい勝負ができると思います。
- クロアチア戦への意気込み
2年前の世界選手権でクロアチアと戦い、歯が立たず悔しい思いをしました。あのとき監督とも話をして、大きく問題視をしたのはメンタル面です。
今はそこの部分で大きく成長したと思っています。前回は試合前に、心の底から声を大にして「絶対に勝つぞ」って言うことができませんでした。もちろんそういう気持ちはありましたが、本気で100%で思えたかどうかって言うと、ちょっと疑問が残る感じでした。
でも今回に関しては成長している実感はあります。もっと気持ちを込めて「勝ちに行くぞ」って言えると思います。
司令塔・東江雄斗選手「勝負どころでの得点力をアピールしたい」
エジプトでの練習後、笑顔を見せる東江選手 【Yukihito TAGUCHI / JHA】
- 今大会、自身のどんなプレーをアピールしたいか
CBとしてゲームを組み立てることは第一前提に置いて、苦しい状況のときに、自ら積極的に仕掛けて自分が起点になって攻撃を展開して得点までつなげるということは、これからも変わらず意識してやっていきます。
あとは勝負どころで、自分が得点できる力や得点につながるアシストをアピールしていきたいです。
- 1 次リーグで勝ちきるためのキーは
ディフェンスでは、26 か27 失点以内で抑えようというチーム目標があります。攻撃をしっかりシュートで終えて素早いバックチェック(戻り)を全員が意識してやることが大事。
攻撃は、両サイド(LW、RW)のシュート確率が高いので、最初はサイドまでもっていくこと。バックプレイヤー(CB、LB、RBの各ポジション)は自信をもってシュートを打つこと。また、前回のアジア選手権ではポスト(PV)をなかなか使えていなかったので、今大会ではポストを絡めて得点に繋げていきたいです。
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JHA公式サイト特設ページでも、メンバーリストや日程について詳しくお伝えしております。
また、公式SNSで試合結果や選手の様子をお届けしてまいります。ハッシュタグ#彗星JAPANや#EGYPT2021でぜひご覧ください。
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