第2レグに入り、上位を目指したい埼玉上尾メディックスは、上位の岡山シーガルズと対戦。第１レグでは１-３で敗れており雪辱を果たし順位を上げたい試合。第１セット、埼玉上尾は吉野、内瀬戸のサイド攻撃、岡山はフェイントを混ぜた小技とお互いの持ち味を出して一進一退のスタート。先に抜け出したのは埼玉上尾。サンティアゴのサーブからジョセフのスパイクで13-11と2点差をつける。しかし粘りが持ち味の岡山はレシーブから得点につなげ、埼玉上尾が抜け出すと、岡山が追いつく展開で終盤へ。埼玉上尾はジョセフ、内瀬戸のスパイクで22-18と大きくリードするがまたも岡山が4連続得点で22-22のまま、デュースに持ち込まれる。最後は埼玉上尾が岡山の粘りに屈し、ミスを犯し26-24で岡山が先取する。
　第2セット、気持ちを切り替えた埼玉上尾は序盤から内瀬戸がスパイク、ブロックで４-１と好スタート。その後も相手のお株を奪うレシーブから加点し８-４とする。岡山もブロックで追い上げようとするが、ジョセフがチャンスで確実に得点すると差は広がり、22-15と大きくリードする。岡山は途中出場の古川の高さのあるスパイクで3点差まで詰め寄るが最後は埼玉上尾がジョセフの高さのあるスパイクを連続として決め、25-21で逃げ切る。
　第3セットは勢い乗った埼玉上尾が３-０と好スタート。その後もセッター山崎がサンティアゴ、青柳のクイックを効果的に使いリードを保つ。後半、岡山の猛攻もこの日好調のジョセフにボールを集め、25-22で逃げ切る。
　第4セットは岡山が立て直し、序盤は一進一退のスタート。ここで抜け出したのは埼玉上尾。ジョセフのサービスエースを起点に流れを引き寄せ、一気に突き放す。終盤、岡山も猛追を見せるがこの日35得点のジョセフにボール集め逃げ切りを図ると、最後は内瀬戸、青柳の連続ブロックで25-20とし、埼玉上尾が勝利した。
　これで埼玉上尾は6勝6敗の5割とし、第2レグの初戦を勝利で飾った。

埼玉上尾メディックス ３ （24-26、25-21、25-22、25-20）１ 岡山シーガルズ

スターティング
#5 山崎(S)、#8 吉野(OH)、#11 青柳(MB)、#15 ジョセフ(OH)、#9 内瀬戸(OH)、#3 サンティアゴ(MB)、#7 山岸(L)

得点リーダー
#15 ジョセフ・シャイナ　アタック34点(50.0%)、サーブ1点　35得点
#8 吉野優理　アタック17点(41.5%）　17得点
#9 内瀬戸真実　アタック12点(30.0%）、ブロック2点　14得点
#3 サンティアゴ・アライジャダフニ　アタック10点(45.5%)、ブロック1点　11得点

#5 山崎のの花選手
　今日は1セット目リードしていた展開から取られてしまい、2セット目も苦しい展開が続きましたが、だんだんと自分達のいいプレーを増やして勝利することができました！今日はシャイナとのコンビがよく決まったので明日もこの調子で頑張りたいです！

#7 山岸あかね選手
　今日も応援ありがとうございました。今週から2レグに入り、前回負けていたのでとにかく今日は何がなんでも勝とうと思い試合に臨みました！サーブで攻めることができたので自分たちの攻撃をしっかりすることができたと思います。途中、相手のペースに持ち込まれそうにもなりましたがチーム全員で我慢し勝ち切ることができました！この勢いのまま明日もがんばります！

#15 ジョセフ・シャイナ選手
　今週準備してきたことが、コートで発揮することができました。全てが繋がった試合で、ゲームを楽しむことができました。朝の試合よりも、夕方の試合のほうが得意かと思われるかもしれませんが、常にベストを尽くしたいと思っています。今日の試合は今日のこととして喜び、明日はまた切り替えて試合に臨みます。応援ありがとうございました！