【フットサル】Fリーグでは初めて、町田の所属選手が新型コロナウイルスに感染。26日の試合の開催延期が決定

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【高橋学】

Fリーグは25日、ペスカドーラ町田の所属選手に新型コロナウイルス感染症の検査結果で陽性反応が確認されたとして、26日に千曲市戸倉体育館で予定されていたボアルース長野との試合の延期を発表した。

Fリーグに所属する選手の新型コロナウイルスの感染が公表され、リーグが延期となるのは初めてのこと。町田および長野は、9月5日、6日に開幕したリーグ戦の3試合目を目前に控えていた。

コロナ感染症の陽性反応は選手1名

Fリーグの発表によると、陽性が確認されたのは選手1名。Fリーグでは、リーグ開幕前に選手、およびスタッフを対象にPCR検査を実施し、検査を受けた全員の陰性判定が確認されていた。また、9月、10月はリモートマッチ(無観客試合)として開催され、来場者の制限、関係者の検温や体調管理の確認を徹底、メディア対応についても記者会見はオンラインでの実施とし、競技に関係しない人物との接触が極力制限される対応が敷かれていたが、今回初めて陽性反応が確認されたことになる。

なお、選手名や感染経緯、その他の選手やスタッフとの濃厚接触者の特定などについては現時点では公表されていない。今回中止となった代替試合については、決定次第発表されるという。

<9月25日13:45追記>

ペスカドーラ町田からも感染経緯、症状、今後の対応などの詳細なリリースが発表された。町田によると、当該選手(未発表)は23日に検温で発熱があったため町田市内の病院にてPCR検査を実施し、24日に陽性反応が確認されたとのこと。なお、現時点で他の選手、スタッフに新型コロナウイルス感染症や風邪の症状は見られないが、対策を強化、徹底していくことが明記。以下、クラブ発表文。

■感染選手の経過、症状

9/23(水)
起床時の検温で発熱があったため町田市内の病院にてPCR検査を実施

9/24(木)
PCR検査陽性判定

※9/23(水)の発熱後は自宅療養しており、現在は味覚・嗅覚の異常以外の症状はありません。

現在のところ、陽性判定者以外に選手、スタッフで新型コロナウイルス感染症や風邪の症状等を呈している者はおりません。
引き続きペスカドーラ町田として保健所の指導のもと対策に努めてまいります。
なお、念のためにトップチーム関係者全員にPCR検査実施を予定しております。
クラブとしましては、これまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策をさらに強化し、選手、スタッフ、関係者全員に再度周知、徹底をはかってまいります。

また、9/26(土)に開催を予定しておりました、Fリーグ2020-2021 ディビジョン1 ボアルース長野 vs ペスカドーラ町田(17:00キックオフ/千曲市戸倉体育館)につきましては試合の延期が決定しました。
当該試合の代替日につきましては決定次第お知らせいたします。


■延期となった試合
Fリーグ2020-2021 ディビジョン1
9月26日(土) 17:00キックオフ
ボアルース長野 vs ペスカドーラ町田
@千曲市戸倉体育館
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