昨年、男子ツアーで史上4人目のアマVを達成した東北福祉大4年の金谷拓実さんが、世界最高アマに贈られるマコーマックメダルを受賞することが分かった。
アマチュア選手を統括する日本ゴルフ協会（JGA）が10日、発表した。

同メダルは、英国ゴルフ協会（R&A）と、全米ゴルフ協会（USGA）からその年の夏の最後のアマ大会の終了時点で世界アマランク1位に輝いた選手に贈られるもので、日本選手としての受賞は初。

過去の受賞者にはダニー・リー（08年）や、マシュー・フィッツパトリック（13年）、ジョン・ラーム（15年）ら今では世界で活躍するプロゴルファーの名前が並ぶ。

今月17日から全米オープンに挑戦する金谷さんは、「この2年間、世界アマランクでナンバーワンになることを目指してやってきたので、達成できたことを誇りに思います」と、JGAを通じてコメント。
今年は大学の最終学年を迎え、これまでのアマ生活を支えてくれた周囲への感謝の言葉と共に、「次の目標は海外メジャーで優勝すること。そして、延期になった東京五輪へ出場する可能性も少しだけですが残っています。自分が出来る全力を尽くしてこれからも頑張っていきたいです」などと、今後の展望を述べた。