残留争い、EL争いがついに決着:最終節プレビュー

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いよいよ最終節を迎える今週末、ラ・リーガ・サンタンデールではいくつものドラマが見られる可能性がある

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前節ビジャレアルを2ー1で破ったことで、レアル・マドリーは1試合を残して2019/20シーズンのタイトルレースを制した。しかし、それで最終節への興味がなくなることはない。日曜にレアル・マドリーと対戦するレガネスは、まだ残留争いの渦中にいるからだ。

7月19日に行われる最終節には、それ以外にもまだ結末を迎えていない物語がいくつか残っている。

昇格1年目のグラナダを上位進出に導いたディエゴ・マルティネス監督 【(C)LaLiga】

既に来季のチャンピオンズリーグ出場権はレアル・マドリー、バルセロナ、アトレティコ・マドリー、セビージャのものとなり、ビジャレアルもヨーロッパリーグ出場を決めている。そして残る2枚のヨーロッパ行きの切符は、4チームによって争われることになる。

現状6位は勝ち点55のレアル・ソシエダ、7位は同54のヘタフェが占めているが、すぐ後ろには同53のバレンシアとグラナダが迫っている。3季連続の欧州行きを目指すバレンシアに対し、昇格1年目で上位進出を果たしたグラナダは飛躍のシーズンに有終の美を飾ろうと意欲を燃やしている。

レガネスは前節アスレティックを破り、残留の望みをつないだ 【(C)LaLiga】

残留争いも決着がつかぬまま最終節を迎えることになった。エスパニョールに続いてマジョルカの降格も決まったが、あと1枠はまだ決まっていない。18位のレガネスは崖っぷちの状況下で驚異の粘りを見せ、ここ4試合で1失点も許すことなく、勝ち点10を積み重ねてきた。前節はアスレティック・クルブを2ー0で下し、最終戦を前に自信を深めている。

追われる立場にあるのは、レガネスと勝ち点1差の17位セルタだ。上り調子のレガネスとは対照的に、セルタは最悪のタイミングで悪い流れにはまっている。前節はホームでレバンテに2ー3で敗れ、5試合も未勝利のままラストゲームを迎えることになった。

対戦相手についてはセルタに利がある。既に降格が決まっているエスパニョールとアウェーで対戦するセルタに対し、レガネスは再開後10連勝で優勝を決めたばかりのレアル・マドリーをホームに迎える。

果たして今季の最終節ではどんなドラマが見られるのか。ラ・リーガの戦いは、まだ終わってはいない。

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