レアル・マドリー、タイトルに王手：第３７節プレビュー
７月１６日のビジャレアル戦に勝てば、レアル・マドリーは３季ぶりの優勝が決まる。同日には欧州カップ戦争い、残留争いが決着する可能性もある。
２０１６／１７シーズン以来、最多３４回目のタイトル獲得に王手をかけたレアル・マドリーは、エスタディオ・アルフレド・ディステファノでビジャレアルと対戦する。リーグ再開後、ジネディーヌ・ジダン率いるチームは９戦全勝を貫いているが、５位につけるビジャレアルも来季のヨーロッパリーグ出場を確定するために勝ち点を必要としている。
２季連続のヨーロッパリーグ出場を目指す６位のヘタフェは、前節終了時点でチャンピオンズリーグ出場権を獲得したアトレティコ・マドリーと対戦。ヘタフェが最後にアトレティコに勝ったのは２０１１年で、その後の１４試合では１ゴールも決めることができていない（１分１３敗）。
９位のバレンシアはこの６試合で１勝しか挙げることができておらず、来季のヨーロッパリーグ出場の望みは薄れつつある。既に２部降格が決まっている最下位エスパニョールとの対戦では、是が非でも勝ち点３が欲しいところだ。
１７位のアラベスは前節ヘタフェと引き分け、降格圏との勝ち点差を４に広げた。対するベティスは既に残留が決まり、マヌエル・ペジェグリーニが来季から新監督に就任することを発表している。
勝ち点３２で並ぶレガネスとマジョルカは、アラベスとセルタが勝ち点を落とすことを祈るしかない。前節バレンシアを１ー０で下すことで残留の望みをつないだ１８位のレガネスは、いまだヨーロッパリーグ出場の可能性を残すアスレティック・クルブに挑む。
１９位のマジョルカも同様に、ヨーロッパリーグ出場の可能性が残っているグラナダと対戦する。ホームでは２連勝中で、７ゴールと好調なだけに何とか最終節まで望みをつなぎたいところだ。
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