<国内男子ゴルフ>石川遼は首位と3打差でプレー中

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
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【©JGTO】

■国内男子ゴルフ/ 「JGTO共催ゴルフパートナーエキシビショントーナメント(7月9ー10日、茨城県・取手国際ゴルフ倶楽部)」10日、最終日

小雨が降る中、最終ラウンドがプレー中だ。コロナ対策のため、キャディをつけない本大会で、この日は89人が1人1台の電動歩行型のアシストカートをあやつりラウンド。

宮本勝昌や石川遼ら、6人が引き続きセルフバッグを担いでコースに出た。

スタートで首位との2差を追う石川は、1番でバンカーにつかまりボギー発進。現在、通算5アンダーでプレーを続ける。

8月に出場を予定している全米プロを視野に、今大会では試合で初めて4本のウェッジでプレー。
ピッチングウェッジのかわりに入れた47度で140ヤード前後を打ち、52度では125ヤードに対応。3番アイアンを抜いて、投入した56度で110ヤード前後、60度は100ヤード前後と多彩に打ち分ける。

昨年までは、52度と60度の2本で120ヤード以内に対応してきたが、「47度から60度までの距離で、いかにバーディを獲っていけるか。140ヤード以内を自分の得意ゾーンにしたい」と、賞金ランキングには加算されない2日間のエキシビション大会で、高い志を掲げる。

新型コロナウィルスの影響で、6月から9月に延期された全米オープンの出場権も獲得しており、「どこまでできるかを、純粋に知りたい」。
出入国の不便さと、困難も承知で渡米の準備を進める。

「他のスポーツが徐々に再開して、自分も他のスポーツを見て勇気をもらったり元気をもらったりした。スポーツは力を持っている。今後もwithコロナでいかにやっていくかという事が求められると思う」。

今回は、キャディの助言も、ギャラリーの歓声や拍手もないが、「スコアを競って、賞金もいただける。充分すぎるほどの緊張感があります」。
黙々と、いまできることに向き合う。
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