藤岡裕大が1本塁打4打点、清田育宏は9回同点弾! 復帰の上沢直之は2回2失点

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【画像提供:パーソル パ・リーグTV】

 6月2日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテ対北海道日本ハムの練習試合は、9回に千葉ロッテが土壇場で追いつき、5対5の引き分け。北海道日本ハム・上沢直之投手は350日ぶりに対外試合に登板し、2回を4安打2失点だった。

 北海道日本ハムは初回、1死1,2塁から4番・中田翔選手の適時打で先制すると、なおもチャンスで6番・渡邉諒選手と7番・石井一成選手が連続長短打でたたみかける。千葉ロッテ先発・種市篤暉投手から計3点を奪った。

 待望の復帰登板となった北海道日本ハム先発・上沢直之投手の立ち上がりは、走者を背負うも味方の好守で無失点で切り抜ける。しかし、2回裏に1死満塁のピンチで9番・藤岡裕大選手に2点適時二塁打を許した。

 1点差に迫られた北海道日本ハムは4回表、8番・横尾俊建選手が二塁打で出塁すると、続く清水優心選手のバントが相手の野選を誘って無死1,3塁とし、1番・西川遥輝選手の内野ゴロの間に走者が生還。その後も相手の失策で2死3塁と好機が拡大すると、代打・谷口雄也選手がサードへの適時内野安打で1点をもぎとり、5対2とリードを広げた。

 追いかける千葉ロッテは7回裏に藤岡裕大選手が右中間へ2ランを放ち、再び1点差に詰め寄ると、9回裏2死から清田育宏選手がレフトスタンドへ同点のホームラン。試合は5対5の引き分けで終わった。

 相手の隙をつく攻撃で得点を重ねた北海道日本ハムは、石井選手と途中出場の谷口選手が2安打1打点とアピール。一方の千葉ロッテは守備のミスが目立ったが、藤岡選手が2安打4打点、井上晴哉選手も3安打と状態の良さがうかがえた。先発の種市投手は2回3失点だった。

  123456789 計
日 300200000 5
ロ 020000201 5

ロ 種市篤暉-フローレス-南昌輝-東妻勇輔-小野郁
日 上沢直之-マルティネス-吉川光夫-西村天裕-鈴木遼太郎-堀瑞輝-鈴木健矢

文・菊地綾子
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