【サーフィン】五輪出場資格は維持、最終予選は20年後半開催

チーム・協会

【ISA / Ben Reed】

現地時間30日、国際サーフィン連盟(ISA)は、五輪最終選考イベント『ISAワールドサーフィンゲームス(WSG)』を更に延期し、2020年後半の開催を目指すことについて、エルサルバドル政府と合意したことを発表した。

当初は5月9日〜17日に開催予定だったが、今月22日にISAは暫定的に6月6日〜14日を新たな開催日に設定。その後、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により東京オリンピックが2021年まで延期されたことや、アスリート、ファン、スタッフ、当局、地域社会への安全配慮の面から、今回の発表に至った。

ISAは、エルサルバドルのパートナーや、World Surf League(WSL)を含むその他の利害関係者と協力して、新たな開催日を決定し、適宜情報を提供していく。

さらに、ISAは、東京五輪を2021年7月23日から8月8日に開催するというIOCの決定を全面的に支持。

「この時期の波のコンディションに関する詳しい知識と経験を備えたISAは、2021年にオリンピックサーフィンイベントを効率的に成功させることができると確信しています。」

ISAはIOCと緊密に連携をとり、進行中の出場選考プロセスと、最終選考イベントであるWSGの役割について今後数週間で調整する。また、既に獲得された出場資格については維持されるというIOCの決定に従い、2020WSGよる五輪出場資格と関連する資格要件は、今後通知があるまではそのままとする。 

ISAは、公衆衛生の専門家や当局から引き続き情報提供を受け、アスリートやチーム、WSGに関わる全ての人の安全を最優先事項とし、今後のイベントの決定を行っていく。

ISAは、エルサルバドルのパートナーと共に、世界およびエルサルバドルでのコロナウイルスの感染拡大状況を定期的に追跡し、2020年5月1日に大会の開催状況を再評価する。
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