ブラウブリッツ秋田×中央大学 高齢化の進む秋田に福を届ける
【©BLAUBLITZ AKITA】
Jリーグシャレン!アウォーズは、今シーズンが初開催。
2019年には各クラブ合わせ年間25,000回を超えて行われたホームタウン活動を通じて、地域課題や社会課題解決に向けた取り組みを行っていました。
その中でも、多くの協働者との連携、発信力や繋ぐ力など、Jクラブの持つ価値をいかんなく発揮している活動を取り上げ、「Jリーグチェアマン特別賞」(仮)などの各賞の表彰が行われます。
今回はブラウブリッツ秋田の社会貢献活動の事例をご紹介!
シャレンとは?
8人制バレーボールを楽しむ秋田の高齢者と中央大学の学生たち 【©BLAUBLITZ AKITA】
秋田県は2018年に発表されたデータによると県民の36.4%が65歳以上と日本国内で最も高齢化社会が進んだ県となっています。
高齢化が進むことにより、地域コミュニティの機能が減退、高齢化による社会保障費増大といった社会課題が顕著になってきています。
そこで、ブラウブリッツ秋田では中央大学のFLP小林ゼミと協働し高齢化が引き起こす社会課題の解決に取り組んでいます。
活動の主体はあくまでも東京に在住の学生たち。
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企画は1から学生たちが考え、イベントの運営も学生たちで行います。
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また2019年には自身で運動することが困難な高齢者に対しても、eスポーツを通じてスポーツや試合観戦の楽しみを知ってもらうことができました。
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「笑ってできるスポーツなのですごく楽しんでできると思いました」、「孫がやっていると『あまりやらないで』と言っていたのが、『あ〜やっていいんだ』って今思いました」と前向きな意見が多数。
会場は終始笑顔に包まれていました。
福+プロジェクトを経験して
【©BLAUBLITZ AKITA】
2018年には福+プロジェクトの副プロジェクトリーダーとして活動していました。
ー福+プロジェクトに参加しようと思ったきっかけはー
福島出身で3.11の震災を経験し、地方への貢献、地域活性化に興味を抱きました。そこで、自分が小学生からやってきたサッカーと地域貢献活動を掛け合わせることができるゼミの活動に興味を持って参加しました。
ー秋田に抱いた印象はー
地元を好きな方が多いなと感じました。
福島や東京に住んでいた時に比べると秋田弁を使う方が多く、それだけ自分たちの街が好きで言葉を大事にしている人が多いというところにとてもあったかさを感じました。
あきたこまちに代表されるお米の産地だったのでご飯がおいしいというのも印象的でした(笑)
ープロジェクトを通じて大変だったのはー
自分たちのゼミだけではなく、クラブ、各種スポーツ団体、プロジェクトの協賛企業様など関わる方が多く、全員の気持ちを1つにすることがとても大変だと感じました。
しかし、イベントを成功させて全員で味わった達成感は今まで味わったことのないようなものとなりました。
ープロジェクトで成長できたところはー
イベントを企画するのは学生ではあるものの、実際に体験していただくのは高齢の皆様。
だから自分たちの視点だけでは絶対に心から楽しいと思っていただけないと思いました。
そこで本当に相手の気持ちになることを学べたと思います。
ただ「こうだろうな〜」ではなく、僕が秋田に住んでいて70代、80代だったら実際にどう思うのか、たくさんの方とお話しを通じて考えるようになりました。
実際にお話しをした人数はもう数え切れないです(笑)
ーこれからブラウブリッツ秋田でやってみたいことー
まずはブラウブリッツ秋田が地域全体から応援をしてもらえるクラブとなるように社会貢献事業やJリーグが推し進めるシャレンに取り組んでいきたいと思います。
僕は今までサッカーを通じて、たくさんの感動を味わうことができました。
見る、する、支えるという3つのスポーツの価値をもっともっと広めて、東北全体をスポーツで元気にしていきたい。
そのためにブラウブリッツ秋田が中心となって活動できるように精一杯頑張っていきたいと思います!
活動7年目を迎える今年は…?
【©BLAUBLITZ AKITA】
今年は今までの高齢者に特化した企画だけではなく、子供にも焦点をあてて世代間の交流ができるような企画も計画しています。
ますますパワーアップを続ける福+プロジェクトとブラウブリッツ秋田をこれからもよろしくお願いします。
シャレン!アウォーズは関連リンクから!
ぜひ投票をよろしくお願いします。
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