ダートで好成績を収めるヘニーヒューズを分析
【2019/2/17 東京9R ヒヤシンスステークス 1着 6番 オーヴァルエース】
牡牝・年齢別成績
■表1 【牡牝・年齢別成績】
次に年齢別のデータでは、なんといっても2歳の好成績に注目。そこで、2歳についてクラス別のデータを掘り下げてみたところ、未勝利戦で勝率19.0%、単勝回収率205%、1勝クラスでも勝率23.3%、単勝回収率321%と抜群の成績を残していることがわかった。新馬戦も勝率11.0%、単勝回収率89%と水準以上ながら、より狙ってみる価値があるのはデビュー済の2歳馬と言える。
人気別成績
■表2 【人気別成績】
競馬場別成績
■表3 【競馬場別成績】
距離別成績
■表4 【距離別成績】
コース別成績(20走以上)
■表5 【コース別成績(20走以上)】
まず、勝率順の上位5コースはすべて1400m以下となっており、本質的には短距離向きなのだろうということが、このデータからは伺える。一方、単勝回収率順では新潟1800m、函館1700m、中山1800mと上位5コース中3コースが中距離。若干長いと思われて人気を落とすのだろうが、これら3コースは好走率も水準以上なので馬券的な価値は高い。また、勝率順、単勝回収率順ともにトップ5に入ったのが東京1300m、中山1200mで、特にハイレベルな数値が並ぶ東京1300mは文句なしの得意コースと言ってよさそうだ。
枠番別成績
■表6 【枠番別成績】
騎手別成績(20走以上)
■表7 【騎手別成績(20走以上)】
1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。
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