【Match Preview】いよいよ開幕するJ1リーグ。幸先良いスタートを切るべく、ホームで大分撃破を目指す

セレッソ大阪
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【©?CEREZO OSAKA】

いよいよ開幕する2020年の明治安田生命J1リーグ。セレッソ大阪は、ホームのヤンマースタジアム長居に大分トリニータを迎えての一戦となる。

リーグ戦に先駆けて行われたJリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第1節では、同じくホームに松本山雅FCを迎え撃ったセレッソ。開始5分に先制こそ許すも、直後にブルーノ メンデスのゴールで同点に追いつくと、後半は丸橋祐介の強烈なミドルシュートを皮切りに、一挙3得点。松本を突き放し、4-1で快勝を収めた。

「シーズンのいいスタートを切れたという意味で、この勝利は大きかった」と柿谷曜一朗が話せば、「リーグ開幕に向けて勢いが付いた部分もある」とは、途中出場からチーム4点目をアシストした豊川雄太。攻撃力の向上がテーマの今季、最初の公式戦で4得点が生まれたことは、今後に向けて明るい材料になる。

大分とは昨季のリーグ戦の最終節でも対戦し、この時はセレッソが2-0で勝利。内容的にも相手を上回り、今季へ向けての希望がさらに膨らむ試合となった。もっとも「彼らとの試合はいつも難しい試合になる」とロティーナ監督も話すように、知将・片野坂知宏監督率いる大分が一筋縄ではいかない相手であることは間違いない。

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それでも、「いい状態で開幕を迎えることができた」(ロティーナ監督)「昨年から同じコンセプトで継続してやっているので、思い切って、恐れずやれている」(松田陸)「選手それぞれ監督の戦術を理解でき始めたことで、今季の立ち上げは昨季の立ち上げとは全く違う」(キム ジンヒョン)と、監督、選手たちは一様にプレシーズンから開幕を迎えるまでの準備期間に手応えを感じている様子。ホームで迎える今季の開幕が待ち遠しい。

昨季はシーズン序盤で思うように勝ち星を上げることができず、最終的にACL出場権を逃す原因にもなっただけに、今季は必ずや開幕ダッシュを成し遂げたい。そのためにも、是が非でも勝利が欲しい開幕戦となる。
(文=小田尚史)

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