飛距離より精度 川岸史果、スタイル一新
【<Photo:Ken Ishii/Getty Images>】
クォリファイングトーナメント ファイナルステージ こだまゴルフクラブ(埼玉県)第1日
川岸史果は持ち前の飛距離を捨て去り、精度に賭ける。3アンダーで第1日を終えた。手応えを感じたのは、ノーボギーのラウンドだろう。「1Wを使ったのは5回ぐらいでした。無理をせずに、ところどころショットを刻んで、フェアウェイキープを重視した。第2打の距離感も合っていたことが励みになる」と話した。
さらに、「ピンチがあった。グリーンを外すとアプローチが難しい。細心の注意を払った」とも。同じ轍は踏まない―気概を抱く。4年前の苦い経験だ。満を持して臨んだ最終プロテストは今回と同じ。
しかし、第2日に81の大叩きが災いする。最終日へ進出できず、第3日で不合格が決まった。「15年、最終プロテストのリベンジです。あの頃と比べて、ティーショットがちょっと成長したかなぁ。あしたはボギーが来るかもしれない。だから、少しだけ、貯金をしておいた」。コースの内外でも、気負わず淡々とした印象は調子の良い証明だ。(鈴木 孝之)
川岸史果は持ち前の飛距離を捨て去り、精度に賭ける。3アンダーで第1日を終えた。手応えを感じたのは、ノーボギーのラウンドだろう。「1Wを使ったのは5回ぐらいでした。無理をせずに、ところどころショットを刻んで、フェアウェイキープを重視した。第2打の距離感も合っていたことが励みになる」と話した。
さらに、「ピンチがあった。グリーンを外すとアプローチが難しい。細心の注意を払った」とも。同じ轍は踏まない―気概を抱く。4年前の苦い経験だ。満を持して臨んだ最終プロテストは今回と同じ。
しかし、第2日に81の大叩きが災いする。最終日へ進出できず、第3日で不合格が決まった。「15年、最終プロテストのリベンジです。あの頃と比べて、ティーショットがちょっと成長したかなぁ。あしたはボギーが来るかもしれない。だから、少しだけ、貯金をしておいた」。コースの内外でも、気負わず淡々とした印象は調子の良い証明だ。(鈴木 孝之)
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