飛距離より精度 川岸史果、スタイル一新

チーム・協会

【<Photo:Ken Ishii/Getty Images>】

クォリファイングトーナメント ファイナルステージ こだまゴルフクラブ(埼玉県)第1日

 川岸史果は持ち前の飛距離を捨て去り、精度に賭ける。3アンダーで第1日を終えた。手応えを感じたのは、ノーボギーのラウンドだろう。「1Wを使ったのは5回ぐらいでした。無理をせずに、ところどころショットを刻んで、フェアウェイキープを重視した。第2打の距離感も合っていたことが励みになる」と話した。

 さらに、「ピンチがあった。グリーンを外すとアプローチが難しい。細心の注意を払った」とも。同じ轍は踏まない―気概を抱く。4年前の苦い経験だ。満を持して臨んだ最終プロテストは今回と同じ。

 しかし、第2日に81の大叩きが災いする。最終日へ進出できず、第3日で不合格が決まった。「15年、最終プロテストのリベンジです。あの頃と比べて、ティーショットがちょっと成長したかなぁ。あしたはボギーが来るかもしれない。だから、少しだけ、貯金をしておいた」。コースの内外でも、気負わず淡々とした印象は調子の良い証明だ。(鈴木 孝之)
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が運営する公式サイトです。女子プロゴルフツアーのスケジュールをはじめ、試合速報、選手のスタッツ、各大会の最新ニュースやクォリファイングトーナメント(QT)、プロテスト、レッスンの情報などを配信中。

新着記事

編集部ピックアップ

西郷真央は31位で決勝へ 畑岡奈紗、古江…

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント