<国内男子ゴルフ>今平周吾は薄氷の予選通過、ノリスは8位/賞金レースの行方

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
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【3日目は別の組で】

■国内男子ゴルフ/賞金レースとシード権争い「カシオワールドオープン」(11月28日〜12月1日、高知県安芸郡芸西村・kochi黒潮カントリークラブ)」29日・予選ラウンド最終日

遠く、太平洋を見渡す青空。2日目は晴天が戻った。
雨の初日はいろいろ着こんで2オーバーの84位タイと出遅れた。賞金1位の今平周吾は、「危なかった」。

すっきりと猛チャージとはいかなかったが、初日に続いてトップ3の同組対決で、2位のノリスと3位のチャン・キムを横目にみながら「69」で回って、2日目は通算1アンダーの48位。

カットラインの薄氷でも、今年は海外初戦のSMBCシンガポールオープンの棄権をのぞいて、これで出場全試合で予選通過だ。

「もうちょっと伸ばしておきかたったがショットは昨日よりはよかった」と、半そで&ベスト姿で、のびのあるプレーは戻った。
「予選だけはいつも通りたいというのはある。通れてよかった」。
今大会で、勝てば2年連続の戴冠が決まる。まずは今週での決着に、望みを残して安堵した。

2位のノリスは首位と4打差、通算6アンダーの8位タイ。賞金レースを争う選手の中では、最上位で決勝ラウンドへ。
「引き続き、ショットの調子がよく落ち着いて堅実なプレーができた。順位的にもいい位置」と、ライバルをにらむ。

賞金3位のチャン・キムは通算4アンダーの17位タイ。
4位の黄重坤(ハンジュンゴン)は予選落ちをして、賞金王の可能性は消えた。
5位の石川遼は、最終18番で4メートルのバーディで締めるなど、通算5アンダーの12位タイ。この日は、のどを痛めて「後半のほうが内容がよかったので、明日は楽しみ」と、主催者を通じてコメントを伝えた。
同6位の堀川未来夢は、通算4アンダーの17位タイ。黄以外の堀川までが、大逆転・賞金王のチャンスを残す。
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