【フットサル 第22節/名古屋×F選抜】大差で敗れはしたが王者・名古屋に善戦。「前に比べて自分たちのやりたいことを表現できた」(F選抜 磯村直樹)

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【軍記ひろし】

11月1日(金)、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第22節 名古屋オーシャンズ対Fリーグ選抜が武田テバオーシャンアリーナで行われた。

序盤は、F選抜が若さを生かしたフレッシュな攻撃で名古屋を苦しめるが前半4分、先制点を許してしまう。さらに9分、一瞬の隙から失点を許し、2点差となる。

しかし16分に、左サイドで浮き玉を受けた磯村直樹がゴール前の佐藤玲惟へパスを送り、これをダイレクトで合わせた佐藤のゴールで1点を返す。その後、勢いの増すF選抜だったが、同点弾を決めることができず1−2のまま前半戦が終了。

試合は後半もF選抜の勢いは変わらず、殴り合いのゲームが続いた。27分にはカウンターから3対1になる場面もあったが、あと一歩のところでセーブされてしまう。名古屋を苦しめながらも、ゴールを奪えずにいると32分に高い位置でボールを奪われ失点。スコアが1−3になる。

そして、33分にも失点して3点差に。残り4分を切ったところで畠山勇気をゴレイロに、パワープレーを開始。あと一歩のところでゴールという場面もあったがチャンスを決めることができずパワープレー返しから4失点。1-8で試合は終了した。前回対戦した際のスコアは1-7。スコアでこそ下回ってしまったが、内容では前回よりも格段に名古屋を苦しめていた。

翌2日は2位・バサジィ大分との連戦に

金井一哉監督(Fリーグ選抜)
──試合を振り返って。


本日も平日の夜の試合ということでしたがたくさんのお客さんに来ていただきありがとうございます。また名古屋オーシャンズさんに於きましてもホームゲームを開催していただき、関係者の皆さんに感謝申し上げたいです。ゲームの方は、最終的には1-8という点差が開いてしまったものになりました。ですが自分たちとしては「どんな状況になっても常にゴールを目指して戦おう」というところで、最後まで選手たちは頑張ってくれたと思います。足りないところはたくさんありますが、それをしっかりとチームとして受け止めながら、また明日すぐ試合があるので残りの時間、可能な限り回復、修正にあてながら戦いたいと思います。本日はありがとうございました。

磯村直樹(Fリーグ選抜)

──試合を振り返って。

今日は試合に入る前から「最後まで前向きに戦おう」とチームとして試合に入りました。点差がついてしまいましたが1点を取りにいくためにパワープレーでどういうことができるかとかを考えながら、次につながるようなゲームが最後までできたと思います。結果は大差がついてしまって残念ではありますが何もなかった試合ではなかったと思うので、前向きに捉えて明日もあるので切り替えてしっかりやっていきたいです。

──名古屋を相手に苦しめることができていましたがその要因はどこにあったと思いますか?

試合を通して「思いっきりプレーをしよう」という話をしていたので、前半はその思い切りの良さが上手くハマっていた部分がありました。最初、失点はしてしまいましたが向こうはスローなスタートになっていたと思うので、自分たちはその勢いに乗れたのはあった。後半は勢いだけでは技術とか頭の良さに勝つことができないので、そういうところに飲み込まれてしまったのかなと思います。

──スコアは前回対戦の1-7より下回ってしまいましたが内容では今回の方が上回ったのではないでしょうか。

でも、やはり差はだいぶ大きくあります。ですが前に比べて自分たちのやりたいこと、表現したいことはもっと出せるようになってきていると思うのでそういうのが前半はよく出たのかなと。中断期間で意識して取り組んでいたことも出せていたのでその点は良かったと思います。
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