【フットサルU-20日本代表】 AFC U-20フットサル選手権で初のアジア制覇に導いた鈴木隆二監督が退任。「3つのフィロソフィーをチーム作りの土台に据え、常に選手たちに伝え続けてきました」

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チーム・協会

【軍記ひろし】

2,274字に及ぶ退任の挨拶を綴る

JFA(日本サッカー協会)は17日、U-20日本代表監督を務めていた鈴木隆二氏の退任を発表した。

2016年8月にU-20日本代表の監督に就任した鈴木氏は、今年の6月にイランで開催されたAFC U-20フットサル選手権では日本を同大会初の優勝に導く功績を残している。

退任にあたっての挨拶では「これまで、力を出し尽くしてくれたU-20フットサル日本代表の選手、コーチングスタッフ、様々な場面でご支援、ご尽力くださったすべての関係者の方々に心より感謝申し上げます。また、選手たちへ激励のメッセージをくださったサポーターの皆様やAFC U-20フットサル選手権タイ2017の選手の皆様にも厚く御礼申しあげます」と感謝の意をJFAを通じて述べた。

また、この機会にこれまでの取り組みの概要も振り返った。10代の頃、ブラジルでサッカー留学をした際に鈴木氏は「どうやったら日本がサッカー強豪国に勝つことができるようになるのか」を真剣に考え、日本独自の方法を見出すようになったという。

その後、U-20日本代表監督になってからは「『戦術メモリー』と『競争力』を選手に伝え、日本人の主体性と集団力を最大限に発揮しながらどれだけ競技力を向上できるかを、工夫しながらアプローチに努めてきた」と綴った。

U-20の代表監督を退任し、「現在はフットサル日本代表コーチとして、日本フットサル界の最大プロジェクトであるFIFAワールドカップ予選に集中しています。ブルーノ監督の下、FIFAワールドカップの出場を目指し、ワールドカップベスト16を超える結果を残すため力を尽くしているところです」と今後の活動に向けた意気込みも語った。
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