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2024年12月22日(日)

11R
2024年12月22日(日)
5回中山8日
15:40発走

有馬記念 GI

芝・右 2500m 天気:- 馬場:- 3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:50000、20000、13000、7500、5000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ダノンデサイル
1 2 ドウデュース
2 3 アーバンシック
2 4 ブローザホーン
3 5 ベラジオオペラ
3 6 ローシャムパーク
4 7 スターズオンアース
4 8 レガレイラ
5 9 ディープボンド
5 10 プログノーシス
6 11 ジャスティンパレス
6 12 シュトルーヴェ
7 13 スタニングローズ
7 14 ダノンベルーガ
8 15 ハヤヤッコ
8 16 シャフリヤール

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 3=1 3=5 3-6 3-7 1=5
綾恵 3=8 3=4 3-1 3-7 8=4
ナベ 13=1 13=16 13=5 13=9 13=11
たま 1=3 1=8 1=4 1=7 1=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアーバンシック。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
春のクラシック2冠は4、11着に終わったものの、秋の菊花賞(G1)を制して待望の戴冠。距離延長をものともせずに快勝し、心身ともに成長した姿を見せた。年長馬とは初対戦となるが、最有力候補のドウデュースが回避し、一転して混戦ムード。今回の中山では前々走・セントライト記念(G2)を快勝しており、適性は証明済み。一気に頂点まで駆け上がるチャンスだ。

対抗はダノンデサイル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
今年の日本ダービー(G1)を快勝。好位のインから鋭く抜け出して後続を完封し、見事に世代の頂点に立った。2冠制覇に挑んだ前走・菊花賞(G1)は6着に終わったが、勝負どころでスムーズさを欠き、参考外の一戦。1月の京成杯(G3)ではアーバンシックを破って快勝しており、能力を発揮できれば逆転戴冠も可能だろう。

単穴はベラジオオペラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
春の大阪杯(G1)で初戴冠を果たし、続く宝塚記念(G1)は直線で一旦先頭に立って見せ場十分の3着。現役トップクラスの力を改めて示した。夏負けで調整が遅れ、前走・天皇賞・秋(G1)は6着に終わったものの、ひと叩きされグンと良化気配。自在に立ち回れるレース巧者で、内回りも歓迎だ。距離延長に対応できれば、出番は十分にある。

抑えはローシャムパーク。穴はスターズオンアース。

今週のワンポイントアドバイス

ハイレベルの3歳馬、ダノンデサイル

2024年の中央競馬もクライマックスのグランプリ「有馬記念」を迎える。普段競馬に興味はなくても有馬記念だけは馬券を買ってみたいという人も多い。年末の風物詩としてすっかり定着し、世界一馬券が売れるドリームレースを制するのはどの馬か。過去10年のデータからレース傾向を探ってみたい。

連対馬は4−9、8−5、1−2、1−8、3−1、2−3、1−11、1−5、1−6、2−7番人気の組み合わせで決まった。1番人気は6連対と悪くないが、2、3番人気が3、2連対とややブレーキ。代わりに人気薄の6〜11番人気から6頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......2回
1000円台...2回
2000円台...2回
3000円台...1回
6000円台...1回
万 馬 券......2回

14年と20年に9、11番人気が2着に食い込んで1万2350円、1万330円と荒れたが、ここ3年は3000円未満に収まっている。

一方、3着に1、4、3、3、9、4、2、2、3、6番人気が入った3連単は、10万円台、12万円台、3940円、2万円台、2万円台、5万円台、5万円台、7180円、9740円、4万円台。14、15年に10万、12万馬券の高配当が出たが、その後は荒れても5万円台止まり。毎年フルゲート16頭立てでも波乱度は低い。

クラス別は20頭すべてが重賞からの参戦で、内訳はG1組19頭、G2組1頭、G3組なし。最上格のG1組が圧倒的に強く、G2組以下は15年のゴールドアクターただ1頭。さらに、3着を見ても10頭全馬がG1組。G2組以下は割引対象になる。

路線別はジャパンC組が6連対でトップ。次いで天皇賞(秋)組5連対、菊花賞組4連対、エリザベス女王杯組2連対の順。複数の連対馬を出しているのはこの4路線で全体の85%を占め、今年は大挙10頭が参戦する。なお、残る3頭はアルゼンチン共和国杯、コックスプレート(豪)、凱旋門賞組となっている。

所属別は
関東馬【4.2.3.38】
関西馬【6.8.7.92】

連対率はそれぞれ13、12%。関西馬が勝利数、連対数ともにリードしているが、連対率で関東馬が逆転。少数数精鋭の地元の関東馬から目が離せない。

年齢別は
3歳馬【4.3.2.16】
4歳馬【3.5.1.39】
5歳馬【3.2.6.40】
6歳馬【0.0.1.22】
7歳上【0.0.0.13】

連対率は28、17、10、0、0%。4歳、3歳、5歳の順で連対馬を出しているが、若い3歳馬が連対率でトップ。勝率16%も他2世代の6、6%を大きく引き離している。古馬より軽い斤量面のアドバンテージは大きい。
性別は
牡馬【7.7.8.97】
牝馬【3.3.2.33】

連対率は12、15%。牝馬は勝利数、2着数ともに牡馬にリードを許しているが、連対率で牡馬を上回っている。14年にジェンティルドンナ、19年リスグラシューがともにこのレースで有終の美を飾り、20年のクロノジェネシスも優勝。2着の3頭も8、11、7番人気で大駆け。出走数は少ないが、グランプリならでのドラマを演出している。

また、枠別成績は
1枠【1.1.1.17】
2枠【1.2.1.16】
3枠【2.2.1.15】
4枠【2.0.2.16】
5枠【3.2.1.14】
6枠【1.1.1.17】
7枠【0.1.2.17】
8枠【0.1.1.18】

内の1〜4枠が【6.5.5.64】、外の5〜8枠は【4.5.5.66】。勝利数で内枠が一歩リードしているが、巷で言われているほど内と外に大きな開きはない。(たま)


◎......ダノンデサイルは皐月賞除外の無念をダービーVで晴らした。菊花賞はスタートを決めたが、内でジワジワとポジションが下がり4コーナー15番手。そこから6着まで盛り返してダービー馬の底力を見せた。ジャパンCでシンエンペラーが2着したように今年の3歳馬のレベルは低くなく、古馬との2キロ差も有利だ。

○......アーバンシックは新馬戦、百日草特別と2連勝。エリートコースに乗ったが、皐月賞4着、ダービー11着と不完全燃焼に終わった。夏は充電。迎えた秋にセントライト記念、菊花賞と連勝し、G1初制覇を飾った。ルメール騎手は近10年の有馬記念で【2.3.2.3】と好走。人馬一体でタイトル奪取を目指す。

▲......レガレイラは昨年暮れのホープフルSを後方からメンバー最速の上がりで差し切りV。牝馬の優勝というだけではなく、そのレース内容から皐月賞、ダービーで1、2番人気に推された。結果は6、5着に終わったが、世代屈指の実力馬であることは証明済み。栄光をつかんだ中山の舞台で復活劇を見たい。

△1......スターズオンアースは昨年の2着馬。大外16番から果敢に2番手を追走。ドウデュースの末脚に屈したものの、見せ場たっぷり。一昨年に牝馬2冠を果たし、秋華賞こそ敗れたものの、牡馬相手の大阪杯2着、ジャパンC3着と上位争い。近2走を度外視して狙える。

△2......スタニングローズは5歳牝馬。3歳春にオークス2着、秋は紫苑Sを勝ち、牝馬3冠ラストの秋華賞を制してG1初制覇を飾った。4歳時は2戦しただけでその後も不振は続いたが、前走エリザベス女王杯で見事復活の勝利を飾った。一時は牝馬世代トップの座に就いた実力馬。大駆けに警戒したい。

△3......ブローザホーンは今年前半、日経新春杯を勝ち、阪神大賞典3着、天皇賞(春)2着。3番人気に支持された宝塚記念を制覇した。近2戦は11、12着と2けた着順に甘んじているが、過去10年、その年の宝塚記念馬は2勝、3着2回と好成績。歯車がかみ合えば再浮上があっても驚けない。

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