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2023年7月9日(日)

11R
2023年7月9日(日)
2回福島4日
15:45発走

七夕賞 GIII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(特指) ハンデ 本賞金:4300、1700、1100、650、430万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 エヒト
1 2 ホウオウエミーズ
2 3 バトルボーン
2 4 ククナ
3 5 カレンルシェルブル
3 6 サンレイポケット
4 7 トーラスジェミニ
4 8 ガロアクリーク
5 9 レッドランメルト
5 10 グランオフィシエ
6 11 フェーングロッテン
6 12 ショウナンマグマ
7 13 ヒンドゥタイムズ
7 14 テーオーソラネル
8 15 セイウンハーデス
8 16 シフルマン

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 11=15 11=3 11-1 11-14 15=3
綾恵 11=10 11=2 11-1 11-3 10=2
ナベ 3=13 3=11 3=5 3=15
たま 11=5 11=15 11=4 11=8 11=10

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はフェーングロッテン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.2
今年は重賞を3戦して3、2、2着。いずれも逃げて僅差の接戦を演じており、ここでも上位評価できる一頭だろう。福島コースでは昨年のラジオNIKKEI賞(G3)で初タイトルを獲得。同型の出方は気になるものの、先行策からの押し切りを期待したい。

対抗はセイウンハーデス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.9
前走・新潟大賞典(G3)を逃げて0秒1差2着。勝ち馬との叩き合いで後れを取ったが、後続には8馬身差をつけていた。これで2000Mは(2.1.0.0)。控える競馬もできるため、今回も上位争いになりそうだ。

単穴はバトルボーン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.57.8
新馬戦こそダノンベルーガの2着に敗れたものの、その後4連勝でオープン入り。当馬も強力な先行力が持ち味で、まだ底を見せていない魅力もある。約7カ月ぶりで重賞初挑戦と課題も多いが、楽しみの大きな一頭だろう。

抑えはエヒト。穴はテーオーソラネル。

今週のワンポイントアドバイス

勝機到来、フェーングロッテン

「サマー2000シリーズ」の第1戦。過去10年のレースを参考に傾向を見てみたい。連対馬は1−7、5−10、2−8、3−5、1−5、11−4、3−2、3−7、2−7、6−1番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は3、3、3連対とパッとしない成績で、人気薄の6〜11番人気から7頭が連対している。

馬連配当は
1000円台...1回
2000円台...2回
3000円台...2回
4000円台...3回
万 馬 券......2回

2けた人気が健闘した年に1万5840円、2万3250円と荒れた。

一方、3着に14、1、16、11、7、12、12、6、9、2番人気が入った3連単配当は31万、12万、100万、9万、2万、256万、17万、11万、6万、3万円台。こちらも100万馬券、256万馬券が飛び出し、ほかにも6けた配当4回と穴党にはワクワクする大荒れのハンデ重賞となっている。

クラス別は重賞組15連対、オープン特別組5頭。オープン組が20頭を占め、3着を見ても7頭が入線。前走で条件戦を勝ち上がったばかりの馬は減点対象になる。

前走成績は【1.3.1.3.2.10】(1〜5着、6着以下)。前哨戦で3着以内に好走した馬は5頭と少なく、半数の10頭は6着以下。うち7頭が10着以下。惨敗組の巻き返しに警戒したい。

ステップは鳴尾記念が3連対。2連対でエプソムC、新潟大賞典、福島民報杯が並んでいる。ここ2年は上記有力ステップから連対馬は出ていないが、今年5頭が出走する。

所属別は
関東馬【5.5.5.60】
関西馬【5.5.5.62】

連対率はそれぞれ13、13%。10年激戦を続けて1〜3着が同数という珍しいレースとなっている。

性別は牡馬が139頭出走して19連対(連対率14%)、牝馬は13頭で1連対(同8%)。牝馬は苦戦しているが、出走数が少なく大きな減点は必要ないか。

連対馬のハンデは
51キロ下【0.0.1.7】
52キロ 【0.0.1.9】
53キロ 【0.1.2.15】
54キロ 【2.0.1.22】
55キロ 【0.4.3.21】
56キロ 【1.1.0.22】
56.5キロ【0.0.1.3】
57キロ 【6.2.0.16】
57.5キロ【1.0.0.3】
58キロ 【0.2.1.4】

最多6勝を57キロ馬が挙げ、連対数でもトップ。54キロ除くと重めのハンデ馬が優勝し、軽量馬は苦戦傾向。なお、トップハンデは(2、11)、(3、9)、7、2、11、(8、9、中止)、1、(1、15)、14、16着。2勝、2着2回はもの足りないが、過去10回中4回で連に絡んでいれば一考が必要か。(たま)


◎......フェーングロッテンは昨夏にラジオNIKKEI賞で重賞初制覇を飾った。その後、秋の菊花賞でこそ大敗したが、今年の重賞で3戦連続でハナを奪い、中山金杯3着、金鯱賞2着、鳴尾記念2着。着差は僅かで、勝ちに等しい内容だった。福島はゲンのいい舞台。タイトル奪取のチャンスだ。

○......カレンルシェルブルは2走前にこの舞台で福島民報杯を快勝。スタートで出遅れたが、中団でじっくりと構え、4コーナー大外からメンバー最速の上がりで先行勢をまとめて差し切った。走った距離を思えば着差以上に強い競馬。極悪馬場の前走は度外視して良く、初重賞Vも視野に入る。

▲......セイウンハーデスは不良馬場の前走・新潟大賞典で2着。抜群のスタートからハナに立ち、直線馬場の真ん中から押し切るかに見えたところを内からカラテに差された。勝ちは逃したが、3着には8馬身差。小回りコースは歓迎で、芝2000Mも【2.1.0.0】と得意だ。

△1......ガロアクリークは1年ぶりの前走エプソムCで10着。道中好位を追走し、直線入り口で手応え十分だったが、さすがに最後は息切れした。3歳時にスプリングSを勝利し、皐月賞3着。今は脚元の不安も解消して順調そのもの。長欠明け2戦目の一変が期待できる。

△2......グランオフィシエは昇級2戦目のメトロポリタンSを快勝。初の2400Mに不安もあったが、好位5番手で折り合い、直線4頭が横一列でたたき合う激戦を制してオープン初勝利を挙げた。年齢を重ねてズブくなってきているが、力を付けているのも確か。3勝の2000Mなら距離短縮も対応できる。

△3......ククナは2〜3歳春にG3のアルテミスS、シンザン記念、クイーンCで2、4、3着と好走。クラシックの桜花賞、オークスでも6、7着と活躍を見せた。古馬になってなかなか勝ち切れなかったが、2走前にようやく3勝クラスを卒業。昇級初戦は案外だったが、立て直して54キロなら要注意だ。

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