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2022年1月15日(土)

11R
2022年1月15日(土)
1回中京5日
15:35発走

愛知杯 GIII

芝・左 2000m 天気:
馬場:
4歳以上 オープン (国際) 牝 (特指) ハンデ 本賞金:3800、1500、950、570、380万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ルビーカサブランカ
1 2 マジックキャッスル
2 3 ウインアグライア
2 4 マリアエレーナ
3 5 クールキャット
3 6 アンドヴァラナウト
4 7 スライリー
4 8 アイコンテーラー
5 9 ソフトフルート
5 10 アナザーリリック
6 11 カセドラルベル
6 12 デゼル
7 13 ラヴユーライヴ
7 14 ホウオウエミーズ
8 15 シゲルピンクダイヤ
8 16 ラルナブリラーレ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=2 6=15 6-4 6-10 2=15
綾恵 2=6 2=9 2-1 2-10 6=9
ナベ 15=2 15=6 15=4 15=9 15=13
たま 2=6 2=15 2=4 2=9 2=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアンドヴァラナウト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.2
昨年の秋華賞(G1)で0秒2差の3着に好走。現4歳牝馬トップクラスの能力を誇り、デビューから(3.3.1.0)と複勝圏を外していない。中京2000MはローズS(G2)を快勝した舞台で、適性は証明済み。2つ目のタイトルを獲得し、さらなる飛躍を狙う。

対抗はマジックキャッスル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.7
昨年の当レース勝ち馬。秋華賞(G1)2着、ヴィクトリアマイル(G1)3着とトップ戦線でも上位争いしており、このメンバーでは実績上位の存在だ。前走・府中牝馬(G2)は15着と振るわなかったが、蹄の不安で調整が難しかった印象。立て直しての巻き返しを期待したい。

単穴はシゲルピンクダイヤ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.0
前走・中日新聞杯(G3)は10番人気の伏兵だったが、0秒2差の3着に健闘。ハミを換えた効果がてきめんで、牡馬相手に差のない競馬を見せた。一昨年の中日新聞杯でも2着したように、中京2000Mへの適性が高く、引き続き注目したい。

抑えはアナザーリリック。穴はマリアエレーナ。

今週のワンポイントアドバイス

連覇濃厚、マジックキャッスル


変則日程の正月競馬を経て今週からレギュラー日程に戻り、冬の小倉競馬がスタート。中京、中山と合わせ3重賞競走が行われる。

土曜の注目は牝馬による伝統の愛知杯。ここでは暮れの12月から1月に移行して行われた過去6回のレースを参考に傾向を見てみたい。

レースは18、15、18、14、16、18頭立て。連対馬は8−5、1−10、6−11、8−1、9−5、2−6番人気の組み合わせで決まった。上位人気は1〜3番人気は2、1、0連対と絶望的な成績で、6番人気以下から7頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3000円台...1回
4000円台...1回
7000円台...1回
万 馬 券......3回

3けた配当に収まったことはなく、すべて3000円以上の高配当で決着。2016、18、20年には1万円台の万馬券が飛び出している。仕上げが難しい厳寒期に加え、牝馬のハンデ戦ということで馬券をさらに難しくしている。

一方、3着に4、6、1、4、11、8番人気が入線した3連単配当は、34万、12万、12万、9万、59万、7万円台。こちらも6回中4回で12〜59万馬券となる大荒れ。穴党にはワクワクするG3となっている。

連対馬10頭のクラス別は、重賞組8頭、オープン特別組1頭、3勝クラス組1頭、2勝クラス組2頭。ハンデ戦らしく下級条件からの健闘も見られるが、ここ3年はすべて重賞組。

ステップ(着順)はターコイズS(10、5、6、7着)組が4連対。次いで、エリザベス女王杯(11、5、8着)組3連対の順。今年はターコイズS組からの出走はなく、エリザベス女王杯組から2頭が参戦する。

年齢別は明け4〜7歳以上馬が2、6、3、1連対。連対率はそれぞれ11、17、9、9%。5歳馬が世代をリードしているが、ほかはほぼ横一線となっている。

関東馬は3勝、2着3回、関西馬が3勝、2着3回。所属別は気にする材料にはならない。

連対馬のハンデは(55.5、50)(53、52)(54、51)(54、55)(56、53)(54、54)キロの組み合わせでゴール。55キロ以上の斤量馬は12頭中3頭と少ないが、6回中半数の3回で連に絡んでいる。

また、トップハンデ馬は1、(12、13)、3、(2、6、12)、1、(6、11)着の成績。4頭が馬券圏に好走しているが、その時の人気は8、1、1、9番人気と両極端に分かれていた。ちなみに、今年のトップハンデはルメール騎手騎乗の56キロのマジックキャッスルだ。(たま)


◎......昨年の覇者マジックキャッスルを本命に推す。前走の府中牝馬Sはまさかの15着。敗因は判然としないが、一昨年の秋華賞から5戦連続で重賞3着以内に好走していた馬の走りとは思えなかった。ひと息入れて立て直し、本来の力を発揮できれば連覇は濃厚だ。

○......アンドヴァラナウトは昨秋この舞台でローズSを圧勝。6番手から直線抜け出す横綱相撲を見せた。前走は3着に敗れたが、ゴール寸前までしぶとく勝ち馬に食い下がった。まだ(3.3.1.0)と底を見せておらず、明け4歳馬で伸びシロも十分にある。

▲......シゲルピンクダイヤは秋初戦の府中牝馬Sで10着と伸び切れなかったが、前走の中日新聞杯で0秒2差の3着。スローの流れに恵まれた面もあるが、あと一歩で悲願のタイトルに手が届くところまできた。もともと桜花賞2着の実力馬。大駆けに期待する。

△1......マリアエレーナは格上挑戦の新潟牝馬Sを快勝。軽量51キロも利いたが、馬場の真ん中から抜け出して後続の追撃を封じた。中京は(2.2.1.2)と好相性で、この距離も2勝、3着1回と複勝率100%。ただ今回はG3で相手強化、2キロ増の斤量も鍵となる。

△2......ソフトフルートは3勝クラス勝ちの後、3戦連続で重賞に出走して8、2、4着。前走エリザベス女王杯は11番人気の低評価ながら、後方からメンバー2位の上がりで0秒4差まで追い上げた。展開と馬場の助けが必要だが、この舞台は3戦3勝と得意だ。

△3......デゼルは昨春に阪神牝馬Sを制して重賞初制覇。秋初戦の府中牝馬Sは休み明けで末脚不発だったが、エリザベス女王杯で0秒6差の8着と健闘した。55.5キロのハンデは見込まれたが、阪神牝馬Sでマジックキャッスルを下した決め手は侮れない。

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