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2007年11月18日(日)

11R
2007年11月18日(日)
京都
15:40発走

マイルチャンピオンシップ GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 コイウタ
1 2 エイシンドーバー
2 3 キングストレイル
2 4 マイネルシーガル
3 5 ローエングリン
3 6 フサイチリシャール
4 7 スーパーホーネット
4 8 ダイワメジャー
5 9 カンパニー
5 10 トウショウカレッジ
6 11 スズカフェニックス
6 12 アグネスアーク
7 13 ローレルゲレイロ
7 14 ピンクカメオ
7 15 ジョリーダンス
8 16 ピカレスクコート
8 17 ベクラックス
8 18 サンバレンティン

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=8 9=12 9-7 9-11 8=12
綾恵 12=9 12=8 12-2 12-11 9=8
山田 7=8 7=4 7=12 8=4 8=12 4=12
たま 3=8 3=11 3=1 3=9 3=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はカンパニー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.8
約9カ月ぶりの前々走,関屋記念(G3)は大外から豪快に差し切り,後続を3馬身以上も突き放しての圧勝。前走の天皇賞・秋(G1)ではコスモバルクに進路をカットされる不利もあり3着となったが,スムーズなら2着の可能性も十分にあっただろう。関屋記念のレースぶりを見る限りマイル戦に距離短縮されることは歓迎だし,直線の平坦な京都コースならば当馬の決め手も更に生きてくるはず。京阪杯(G3)に2度出走して1着,2着しているように京都の外回りは得意の舞台とあって,ここは悲願のG1制覇を達成したいところ。

対抗はダイワメジャー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.1
昨年の当レースを制するなど,この距離では(4・3・0・2)と抜群の戦績を誇るマイル戦のスペシャリスト。前走の天皇賞・秋(G1)では追い出しのタイミングで内からぶつけられる致命的な不利があったため9着に終わったが,G1で現役最多の4勝を挙げるなど,実績面では頭一つ抜けた存在であることは間違いない。毎日王冠,天皇賞,マイルCSと3連勝した昨年ほどの勢いがないことは確かだが,今年の毎日王冠はインフルエンザの影響で急仕上げだったし,天皇賞では大きな不利と同情の余地はある。アクシデントの後遺症が気になるところではあるが,本来のデキにあれば横綱相撲となる可能性も。

単穴はアグネスアーク。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.6
デビューから骨折を挟みながらも4連勝でオープンクラス入りを果たした素質馬。秋初戦の札幌記念(G2),前々走の毎日王冠(G2)と連続2着すると,前走の天皇賞・秋(G1)でも直線で寄られる不利を跳ね返しての2着。近走ではダイワメジャー,ポップロックといったトップクラスの相手に先着しているのだから,ここにきて完全に本格化してきた印象だ。強豪相手に重賞で好走していることから2000M前後も十分に守備範囲と言えるが,ここまでのレースぶりや血統面からもマイル戦の方が合っている可能性は高い。2戦2勝と得意の京都コースで行われることもあって,引き続き注目したい一頭だ。

抑えはスズカフェニックス。穴はスーパーホーネット。

今週のワンポイントアドバイス

得意の距離で,キングストレイル


00年の番組改編でスプリンターズSが9??10月に移行すると,各陣営の臨戦態勢に少なからず変化が起こってきた。

過去7年,連対馬は13??1,4??2,11??3,5??2,1??4,3??4,1??3番人気の組み合わせで決まった。馬連は2けた人気馬が優勝した00年と02年で万馬券が出たが,残る5回は4000円以下5回。平穏に収まるか,荒れるかの両極端となっている。

ステップは天皇賞・秋組が5連対,スプリンターズS組と毎日王冠組が各3連対,富士S組2連対,武蔵野S組1連対。連対馬14頭はすべて重賞勝ちの実力馬(00年のアグネスデジタルはダート)だった。重賞未勝利のアグネスアークにとっては気になるデータとなっている。

年齢別は3??7歳上馬が3,6,4,1,0連対。3??5歳が好成績を挙げ,6歳以上馬は苦戦傾向を見せている。

関東馬VS関西馬は42頭と78頭で戦い6対8。連対率は14%と10%。東西間格差はあまり感じられない。なお,4頭出走した外国馬は,9,16,14,7着。ここまでは目立った成績を残していない。

◎……秋初戦の京成杯オータムHでキングストレイルは,トップハンデ57キロを背負って楽勝。続くスプリンターズSでも初距離,道悪,大外16番枠という中で0秒2差の4着に健闘した。前走のスワンSは馬群に包まれ,距離も1ハロン短かった。得意のマイルに戻ればこのメンバーでも差はない。

○……ダイワメジャーは天皇賞・秋で他馬にぶつけられて9着に敗退。その影響で出否が慎重になり,今週までずれ込んだ。昨年の覇者で,今春の安田記念勝ちと,マイル実績は抜群でG1レース4勝の実力馬。体さえデキていれば突き抜けても不思議はない。

▲……春の高松宮記念を制したスズカフェニックスは,馬インフルエンザの影響で帰きゅうが遅れたスプリンターズSは9着。急仕上げの出走で力を出し切れなかった。距離延長になるが,1600??2000Mで5勝の実績からむしろ好材料。たたき2戦目の今度は怖い。

△1……アグネスアークはここ3戦,札幌記念,毎日王冠,天皇賞・秋と重賞3連続2着。夏以降に急激に地力アップした。京都の芝1600Mは下級条件とはいえ2戦2勝。重賞勝ちこそないが,勢いを買う手は十分にある。

△2……カンパニーは夏の関屋記念で豪快な差し切りを決め,不利のあった前走の天皇賞・秋で3着。素質馬が6歳でようやく本格化したか。瞬発力を生かせる平たんコース,たたいた上積みを見込めばG1制覇も夢ではない。

△3……コイウタは4月のダービー卿CTで2着し,続くヴィクトリアマイルでG1初Vを果たした。帰国初戦のスプリンターズSは,距離不向きで11着と敗退したが,前走の富士Sで0秒3差に健闘した。たたき3戦目。ベスト距離で大駆けがあってもおかしくない。

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