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2004年8月22日(日)

9R
2004年8月22日(日)
札幌
15:25発走

札幌記念 GII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (混合)(特指) 別定 本賞金:6400、2600、1600、960、640万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 モノポール
2 2 ハッピールック
3 3 バランスオブゲーム
4 4 ダービーレグノ
5 5 ウインクロワール
6 6 ファインモーション
6 7 タマモヒビキ
7 8 タイムトゥチェンジ
7 9 タイガーカフェ
8 10 マイネルアムンゼン
8 11 ローエングリン

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 11=6 11=3 11-5 11-10 6=3
綾恵 3=11 3=5 3-7 3-8 11=5
山田 10=1 10=6 10=2 1=6 1=2 6=2
たま 10=6 10=11 10=3 10=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はローエングリン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.7
前走の宝塚記念(G1)では10着に惨敗。マイペースで逃げたものの,向こう正面でタップダンスシチーに一気に来られてしまい,当馬には辛い展開になってしまったのは誤算だった。いずれはG1と期待されながらも歯がゆいレースが続いているが,G2・2勝や海外遠征での良績からも,このまま終わるような馬ではあるまい。今回は仕切り直しの一戦となるが,放牧先で乗り込んでいたようで,すっきりとした仕上がり具合。札幌コースは初めてだが,芝の深い仏国や香港で何ともなかったのだから,日本の洋芝を苦にするとは考えにくい。気分良く行けるようなら,アッサリ押し切ってしまうはずだ。

対抗はファインモーション。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.1
前走の函館記念ではクラフトワークに上手く内を突かれてしまい,クビ差の2着に惜敗。57キロを背負っていたとはいえ,条件馬だったクラフトワークに負かされた事実は心許ないものの,これも勝負のアヤであろう。懸念された折り合いも,馬群の外を回ることで上手く我慢できていただけに,今後の糧となったはず。函館に滞在した効果で馬体も回復傾向にあり,良いころの雰囲気に近づいてきたのは好感が持てる。函館・札幌は3歳時,古馬相手に圧勝したように適性が高く,引き続きの2000M戦もベスト。今回も57キロと楽ではないが,落ち着いたレース運びさえできれば,牡馬相手にマイルCS(G1)2着した実績が黙っていまい。

単穴はバランスオブゲーム。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.59.2
休養前の安田記念(G1)は直線抜群の手応えで抜け出したが,ツルマルボーイの強襲に遭い0秒2差の3着。最後はテレグノシスにも交わされてしまい,結果的には早仕掛けだった感もあるが,見せ場は十分に作った。G1では勝ち切れないものの,G2なら(3・2・0・2)と安定度は高く,未だ掲示板を外していない。今回は2カ月半ぶりの実戦となるが,テンションが上がりやすいタイプで,むしろ鉄砲駆けに定評がある。今回はローエングリンがいることで折り合いもつけやすそうだ。2000Mも弥生賞(G2)勝ちの実績があり,上位2頭との差はほとんど感じない。

抑えはマイネルアムンゼン。穴はウインクロワール。

今週のワンポイントアドバイス

今季絶好調マイネルアムンゼン


別定戦で行われた過去7年,1??3番人気は4,6,0連対。3番人気の不振は気になるが,1,2番人気は上々の成績を残している。7回中3回がその1,2番人気で決まり,残る4回もどちらかが必ず連に絡んでいる。馬連は3けた配当3回,1160円,3480円,4890円,1万5980円。連対馬の前走は重賞12頭とオープン2頭。ステップは4年連続で連対中の函館記念(G3)組が5連対でトップ。00年には1??3着を独占している。
年齢別は3??7歳上馬が6,21,30,20,6頭出走し,2,6,4,1,1連対。幅広い世代から連対しているが,連対率から3,4歳の若い世代に注目したい。牡馬が69頭で9連対,牝馬が14頭で5連対。出走数は少ないが牝馬が優秀な成績を残している。小回りコースだけに逃げ・先行脚質が有利。特に優勝馬は7頭すべてが4角で4番手以内に進出していた。
マイネルアムンゼンで勝負する。新潟大賞典(G3),エプソムC(G3)と重賞を連勝して今季は絶好調。切れる脚はないが,小回りコースに対応できる先行力を備え,時計のかかる札幌の洋芝も合っている。
ファインモーションは函館記念で2着。道中外々を回り直線鋭く追い込んできたが,ゴール前で内を突いたクラフトワークに足元をすくわれた。札幌は1000万下で5馬身差,クイーンSではテイエムオーシャンを押さえて2着。牡馬相手に57キロでも互角に戦える。
昨年は海外遠征して国際G1のムーランドロンシャン賞2着,香港マイル3着のローエングリン。G1は未勝利でも潜在能力は世界レベル。宝塚記念は勝ち馬に早めにこられて惨敗したが,小回り札幌なら逃げ切りがあっても驚けない。
バランスオブゲームは安田記念でゴール前,追い込み馬の強襲に合い0秒2差。3着に敗れはしたものの,改めてG1級の能力をアピールした。2カ月半と間隔は開いたが,G2・3勝の実力馬。連下には警戒が必要だ。
タイガーカフェは函館記念4着に敗れたが,直線でファインモーションにしぶとく食い下がっていた。まだ準オープンの身で格下に見られがちだが,02年の皐月賞(G1)2着馬。勝ち星に恵まれずにいるが,人気ほどの能力差はないはずだ。

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