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2024年6月2日(日)

11R
2024年6月2日(日)
3回東京2日
15:40発走

安田記念 GI

芝・左 1600m 天気:
小雨
馬場:
稍重
3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:18000、7200、4500、2700、1800万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 カテドラル
1 2 ガイアフォース
2 3 レッドモンレーヴ
2 4 ジオグリフ
3 5 ナミュール
3 6 ドーブネ
4 7 ロマンチックウォリアー
4 8 エアロロノア
5 9 パラレルヴィジョン
5 10 ソウルラッシュ
6 11 ウインカーネリアン
6 12 フィアスプライド
7 13 ステラヴェローチェ
7 14 コレペティトール
7 15 ヴォイッジバブル
8 16 エルトンバローズ
8 17 セリフォス
8 18 ダノンスコーピオン

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 17=10 17=7 17-5 17-12 10=7
綾恵 10=15 10=17 10-13 10-18 15=17
ナベ 3=17 3=5 3=9 3=10 3=18
たま 17=10 17=2 17=5 17=7 17=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はセリフォス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.6
前哨戦のマイラーズC(G2)で2着。海外遠征明けに加え、他馬より斤量も重かったことを思えば上々の結果と言える。一昨年のマイルCS(G1)では古馬を一蹴し、3歳にしてJRA最優秀短距離馬に選出。一度叩かれて順当に良化しており、1週前の追い切りでは栗東CWコースで6ハロン78秒9の自己ベストをマークした。2着に終わった昨年の雪辱を果たし、王者復権をアピールする。

対抗はソウルラッシュ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.6
1600Mで計6勝(重賞3勝)。休み明けの前走・マイラーズC(G2)を快勝し、上々の滑り出しを見せた。昨年のマイルCS(G1)でクビ差2着に好走しており、トップクラスの力は証明済み。過去2年の当レースは13、9着に敗れているが、6歳を迎えた今が円熟期だ。三度目の正直で悲願のG1タイトルをつかみたい。

単穴はロマンチックウォリアー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.8
G1・7勝の実績を誇る香港の雄。前走・クイーンエリザベス2世C(G1)では日本馬のプログノーシスらを破り、史上初となる同レース3連覇を達成した。昨秋には豪州のコックスプレート(G1)を制し、海外遠征もクリア。2000M(8勝)がベストで距離短縮がカギになるが、あっさり克服しても驚けない。

抑えはナミュール。穴はフィアスプライド。

今週のワンポイントアドバイス

3度目の正直、セリフォス

5週連続の東京G1開催は安田記念で千秋楽を迎える。過去10年に3連単配当で11〜37万馬券が5回も飛び出す大荒れ。今年はマイル王国・香港から2頭の強豪馬が来日。日本のG1馬4頭を含めた18頭が府中の杜で激突する。絶対王者不在の一戦を制するのはどの馬か。また、競馬は「ダービーからダービー」が1年のサイクル。2025年のサラブレットの頂点を目指して2歳の若駒が東京、京都で一斉にデビューする。

過去10年、連対馬は1−16、1−3、8−1、7−8、9−5、4−3、3−1、8−1、4−2、4−3番人気の組み合わせで決まった。1番人気は8連敗中で、2、3番人気も1、4連対と不調。代わりに、7〜16番人気から6頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...3回
2000円台...1回
3000円台...1回
5000円台...1回
7000円台...1回
万 馬 券......2回

14年と17年に1万8730円、1万480円と荒れ、18年にも7370円の高配当が出ている。

一方、3着に10、12、6、3、1、1、2、4、8、1番人気が入った3連単は、37万、12万、15万、28万、6万、4万、1万、11万、6万、1万円台。一筋縄には収まらない一戦となっている。

路線別はヴィクトリアマイル組が6連対で、ダービー卿チャレンジT組、ドバイターフ組、京王杯スプリングC組が2連対で続く。なお、連対トップのヴィクトリアマイル組は現在6年連続で連対中。今年は2頭が出走する。

また、前年馬券に絡んだ馬の活躍が目立つリピーターレースで、シュネルマイスターは21〜23年で3、2、3着と好走し、ほかにも7頭が2年連続で馬券圏内を確保。今年はセリフォスが該当する。

年齢別は
3歳 【0.0.1.4】
4歳 【5.3.2.28】
5歳 【3.4.3.38】
6歳 【2.2.3.37】
7歳上【0.1.1.23】

連対率は0、21、15、9、4%。4歳馬と5歳馬で首位争いを繰り広げ、7歳以上馬は苦戦している。

所属別は
関東馬【6.7.5.40】
関西馬【4.3.5.85】
外国馬【0.0.0.5】

連対率は22、7、0%。地元で戦える関東馬が優勢で、東上する関西馬を大きく上回っている。なお、外国馬が参戦するのは18年以来で、06年のブリッシュラック(香港)以来18年ぶりの外国馬による安田記念制覇がかかる。

性別は牡馬が140頭出走して7勝、2着6回(連対率9%)で、牝馬は20頭で3勝、2着4回(同35%)。出走の少ない牝馬は劣勢だが、率で牡馬を大きく引き離し、6年連続で7頭連対と大奮闘している。ちなみに、今年牝馬はナミュール、フィアスプライドが参戦する。(たま)


◎......セリフォスは前走マイラーズCで0秒3差の2着。4カ月半の休み明け、初めての道悪を思えば悪くない内容だ。3歳春に安田記念に挑戦して4着し、秋にはマイルCSを勝利してG1初制覇を飾った。13戦中12戦で芝1600Mに出走し、一昨年4着、昨年2着。3度目の正直で王者の座をつかむ。

○......ソウルラッシュは安田記念で13、9着と結果を出せずにいるが、昨年はスタート直後に寄られる不利で流れに乗れなかった。4歳時の富士Sでセリフォスとクビ差の2着があり、東京芝1600Mが不向きということはない。マイラーズC2勝で、マイルCS2着。G1で勝ち負けできる実力を備えている。

▲......ガイアフォースは初ダートの前走フェブラリーSで2着。ハイペースの中団につけ、直線外から接戦の2着争いにクビ差先着した。昨年のマイラーズCで2着に健闘し、安田記念でも0秒2差の4着と好走。芝、ダートを問わず東京1600Mとの相性がいい。力の要る馬場になれば、さらにチャンスは広がる。

△1......ナミュールは牝馬3冠で10、3、2着と好走して、昨年のマイルCSで待望のG1制覇。武豊騎手との新コンビで臨んだ前走ヴィクトリアマイルはスタートで後手に回り8着と不完全燃焼に終わったが、先週盟友でライバルの横山典騎手がダービー制覇。その刺激を受けたレジェンドの手綱さばきが見ものだ。

△2......ロマンチックウォリアーはクイーンエリザベス2世カップ3連覇、香港カップ2連覇など香港中距離界を牽引し、目下、豪州のコックスプレートからG1・4連勝中。一昨年の香港カップでもダノンザキッドを破るなど、日本馬の前に立ちはだかっている。マイルは昨年1月の2着以来でも警戒が必要だ。

△3......ステラヴェローチェは21年のクラシック3冠で3、3、4着に好走。2走前の大阪城Sで久々の勝利を飾り、前走・大阪杯は0秒1差の4着と改めて地力をアピールした。もともとデビュー2戦目で1600MのサウジアラビアロイヤルCを制した距離巧者。鞍上も先週ダービー制覇の横山典騎手と勢いがある。

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