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2024年5月19日(日)

11R
2024年5月19日(日)
2回東京10日
15:40発走

優駿牝馬 GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:15000、6000、3800、2300、1500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ミアネーロ
1 2 クイーンズウォーク
2 3 エセルフリーダ
2 4 パレハ
3 5 コガネノソラ
3 6 サンセットビュー
4 7 ステレンボッシュ
4 8 ホーエリート
5 9 ラヴァンダ
5 10 アドマイヤベル
6 11 ヴィントシュティレ
6 12 チェルヴィニア
7 13 スウィープフィート
7 14 ライトバック
7 15 サフィラ
8 16 ショウナンマヌエラ
8 17 タガノエルピーダ
8 18 ランスオブクイーン

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=17 7=14 7-12 7-13 17=14
綾恵 7=14 7=2 7-1 7-10 14=2
ナベ 3=14 3=17 3=7 3=9 3=13
たま 7=14 7=13 7=10 7=12 7=17

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はステレンボッシュ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
桜花賞(G1)を快勝して1冠目を奪取。阪神JF(G1)で先着を許したアスコリピチェーノにリベンジを果たし、デビュー以来1、2、1、2、1着とパーフェクト連対を続けている。コース不問で、東京では赤松賞(1勝クラス)を快勝。折り合い面の不安がないため、距離延長にも難なく対応できるだろう。ここもライバルたちを一蹴し、堂々と2冠制覇を果たす。

対抗はタガノエルピーダ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
チューリップ賞(G2)では4着に敗れ、桜花賞には出走できなかったが、次走・忘れな草賞(L)を制して巻き返しに成功。4角前から早めに先頭に立つと、後続の追撃を完封して快勝した。キャリア1戦で臨んだ朝日杯FS(G1)でも牡馬を相手に3着に好走した素質馬。好位で折り合えるセンスの良さがあり、スタミナも豊富。距離延長でさらなる前進が期待できる。

単穴はライトバック。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走・桜花賞(G1)は後方から追い込んで3着に健闘。展開が向いた感はあるものの、メンバー最速となる32秒8の末脚で0秒1差まで詰め寄った。課題の気性面に進境を見せており、調教でも我慢がきいていた。決め手が生きる東京コースに替わるのは歓迎で、折り合いさえつけばチャンスは十分にある。

抑えはチェルヴィニア。穴はスウィープフィート。

今週のワンポイントアドバイス

2冠濃厚、ステレンボッシュ

東京の5週連続G1の3週目。牝馬3冠ロードの第2ラウンドとなる樫の女王決定戦が行われる。距離が1600Mから一気に伸びる2400M戦。未知の領域にフルゲート18頭が挑戦する。桜花賞馬ステレンボッシュが2冠達成か、それとも新星誕生か。2014年からの10年のデータを参考にレース傾向を見てみたい。

連対馬は2−1、3−1、1−2、1−6、1−4、1−12、1−7、3−2、3−10、1−2番人気の組み合わせで決まった。1番人気は6勝、2着2回と期待に応えて、2、3番人気も4、3連対と上位人気は好走しているが、人気薄の6〜12番人気からも4頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......3回
1000円台...4回
2000円台...1回
8000円台...1回
万 馬 券......1回

10回中8回は3000円未満で堅めに収まっているが、2着に12番人気と10番人気が食い込んだ19、22年に2万5140円、8150円と荒れた。

一方、3着に3、6、5、2、2、2、13、16、4、15番人気が入った3連単配当は、1万円台、2万円台、5790円、2万円台、3360円、17万円台、4万円台、53万円台、11万円台、3万円台。平均出走数が17.7頭の多頭数戦で、2けた人気が馬券に絡むことも珍しくなく、6けたの高配当が3回も飛び出している。

連対馬20頭の前走成績は【12.1.4.2.0.1】(1〜5着、着外)。19頭が4着以内に好走し、残る1頭は9着。着外からの巻き返しは厳しい。

ステップは
桜花賞 【7.5.6.63】
フローラS 【1.3.1.39】
忘れな草賞 【2.0.1.8】
フラワーC 【0.1.0.8】
スイートピーS【0.1.0.11】

連対率は15、9、18、11、8%。桜花賞組が最多12連対で断然の強さを見せている。なお、サンプル数は少ないが、連対率では忘れな草賞組がトップに立っている。

キャリアは
2戦 【0.0.0.5】
3戦 【2.0.1.19】
4戦 【4.4.2.26】
5戦 【2.5.4.25】
6戦 【2.0.3.33】
7戦 【0.1.0.17】
8戦上【0.0.0.22】

連対率は0、9、22、19、5、6、0%。キャリア4、5戦馬が8、7連対と有力で、両者合わせると連対馬の75%を占める。ちなみに今年の18頭は3〜7戦となっている。

所属別は
関東馬【5.5.2.65】
関西馬【5.5.8.82】

連対率は13、10%。連対数は互角でも、率で関東馬がわずかにリードしている。

また、枠別成績は、
1枠【1.3.2.14】
2枠【2.0.0.16】
3枠【1.0.1.17】
4枠【0.1.3.16】
5枠【3.2.0.15】
6枠【0.1.0.19】
7枠【2.2.2.24】
8枠【1.1.2.26】
(15年3番、18年4番が取り消し、22年は5番除外)

内の1〜4枠が【4.4.6.63】、外の5〜8枠は【6.6.4.84】。多頭数戦でも外枠が優勢となっている。なお、優勝馬を見ると4枠と6枠がいわゆる死に目となっているが、確率からは勝利馬が出現してもおかしくない状況。データは2冠を目指すステレンボッシュの背中を押している。(たま)


◎......そのステレンボッシュは桜花賞を制して1冠目を奪取。着差以上の完勝で、阪神ジュベナイルF2着のうっ憤を晴らした。芝1800Mのデビュー戦を勝ち、中距離以上に適性が見込めるなか、マイルG1を勝ち切った価値は大きい。距離延長は望むところで、東京コースでも赤松賞勝ち。2冠制覇は濃厚だ。

〇......ライトバックは桜花賞で0秒1差の3着。スタートが速くなく、4コーナー最後方18番手。そこから大外を回ってメンバー最速となる32秒8の末脚で追い込んだ。7番人気の低評価だったが、エルフィンSでスウィープフィートを下した実績から、あれぐらい走って当然。G1級の決め手を秘めている。

▲......スウィープフィートは桜花賞トライアルのチューリップ賞で後方14番手からメンバー最速の上がりで重賞初制覇。前走・桜花賞も末脚を生かす形で後方から迫ったが、0秒2差の4着。馬群をスムーズにさばけていれば結果は違っていたか。決め手は一級品。直線の長い東京コースで巻き返しを狙う。

△1......タガノエルピーダは昨年の朝日杯フューチュリティSで牡馬相手に0秒2差の3着。チューリップ賞(4着)は1番人気に応えられなかったが、続く忘れな草賞は4コーナー早め先頭から後続に2馬身半差をつけて楽勝した。距離延長に問題はなく、関東への初の輸送をクリアできればチャンスはある。

△2......アドマイヤベルはデビュー勝ちのあと、休み休みで1勝クラスを勝ち上がれなかったが、前走フローラSは直線馬場のど真ん中から抜け出す横綱相撲で重賞初制覇。勝ち時計の1分59秒0も優秀だった。一線級とは初対戦だが、2000Mを3度経験しているのは強み。地力はヒケを取らない。

△3......チェルヴィニアは5カ月半の休み明けの前走・桜花賞で13着。大外18番枠から果敢に出して行ったが、久々の影響もあったか、最後は伸び切れなかった。デビュー2戦目を大楽勝し、アルテミスSでは上がり33秒3で差し切ったように末脚は確か。2けた着順からの出走は気になるが、馬券圏には押さえておきたい。

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