2023年1月5日(木)

11R
2023年1月5日(木)
1回中山1日
15:35発走

日刊スポーツ賞中山金杯 GIII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
4歳以上 オープン (国際)(特指) ハンデ 本賞金:4300、1700、1100、650、430万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 マテンロウレオ
1 2 クリノプレミアム
2 3 ラーグルフ
2 4 レインカルナティオ
3 5 フェーングロッテン
3 6 スカーフェイス
4 7 アラタ
4 8 カレンルシェルブル
5 9 ヒュミドール
5 10 コスモカレンドゥラ
6 11 ラーゴム
6 12 ウインキートス
7 13 フォワードアゲン
7 14 ワンダフルタウン
8 15 レッドランメルト
8 16 ゴールドスミス
8 17 エヴァーガーデン

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=7 1=12 1-3 1-15 7=12
綾恵 7=3 7=11 7-1 7-14 3=11
ナベ 17=1 17=3 17=2 17=7 17=13
たま 1=3 1=5 1=7 1=12 1=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はマテンロウレオ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.3
骨折からの復帰戦となったアンドロメダS(L)を快勝。続く前走・中日新聞杯(G3)はクビ差の2着に入り、完全に復調した。昨年のきさらぎ賞(G3)勝ち馬で、2000M(3勝)はベスト。2つ目のタイトル獲得のチャンスだ。

対抗はアラタ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.1
好メンバーが揃った札幌記念(G2)で4着に健闘。逃げ・差し自在の脚質で、堅実な走りを続けている。小回り向きの器用さもあり、中山コースで2勝。ひと叩きされて順当に良化しており、初タイトルも見えてきた。

単穴はウインキートス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.6
一昨年の目黒記念(G2)勝ち馬で、その後も牡馬相手の重賞で互角以上の走りを見せてきた。このレースで引退が決まっており、中山はオールカマー(G2)で一昨年2着、昨年3着と上位争い。得意の中山で花道を飾りたい。

抑えはラーグルフ。穴はレッドランメルト。

今週のワンポイントアドバイス

復活の重賞V、マテンロウレオ

さあ、2023年のJRA競馬がスタートする。東西金杯は1年の運勢を占う大事な一戦。過去に卯年に行われたレースを振り返ると、「中山金杯」は5回中4回で2けた人気の伏兵馬が3着以内に入線。一方、京都金杯では1番人気が5回連続で連対なしという結果になっている。さて、今年は。

ここでは過去10年のデータで中山金杯の傾向を探ってみたい。

連対馬は2−4、5−8、4−1、3−5、1−6、1−2、3−7、2−6、1−5、4−7番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は4、3、2連対とパッとしない成績で、代わりに人気薄の6、7、8番から2、2、1頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...5回
2000円台...1回
4000円台...1回
8000円台...1回
万 馬 券......1回

上位人気が連からそろって消えた14年と昨年に8390円、1万2640円の高配当が出ている。

また、3着に1、1、5、1、4、10、9、11、11、1番人気が入った3連単配当は、9400円、5万、1万、1万、1万、1万、21万、10万、6万、7万円台。こちらは前半平穏な結果が多かったが、後半は6けた配当が2回飛び出すなど波乱傾向を見せている。

連対馬のクラス別は
重賞(7.7.6.83)
OP(2.2.2.36)
3勝(1.1.2.10)

連対率はそれぞれ14、10、14%。格上の重賞組が強いが、率では3勝クラス組も互角。一昨年は1、2着を独占している。

ステップ(着順)は5連対でチャレンジC(旧朝日チャレンジC=2、5、3、2、5着)組がトップ。3連対で金鯱賞(10、4、4着)組とディセンバーS(1、5、2着)組が続き、マイルCS(7、9着)組と福島記念(1、1着)組2連対の順。ハンデ戦だけに前走で掲示板を外した馬の巻き返しも可能となっている。今年は福島記念とディセンバーSから2頭ずつ出走する。

距離別は
1600M組3頭
1800M組4頭
2000M組12頭
2500M組1頭

全馬芝からの参戦で、中距離組が安定した成績を残している。

年齢別は
4歳馬(2.3.2.19)
5歳馬(3.3.2.18)
6歳馬(3.4.3.33)
7歳馬(2.0.3.34)
8歳上(0.0.0.25)

連対率は19、23、16、5、0%。4〜7歳馬は勝利数に大きな開きはないが、連対数で明け7歳以上馬は苦戦している。

性別は牡馬150頭と牝馬9頭で争い、20対0。牝馬は出走自体が少ないこともあり、ここまで連に絡んだことはない。

所属別は
関東馬(5.6.4.74)
関西馬(5.4.6.55)

連対率は12、13%。東西間による差はないと見ていい。

連対馬のハンデは(57、55)(57.5、54)(57、58)(56、57)(56.5、57.5)(55、56)(58、56)(58、55)(54、53)(56、54)キロ。10回中7回で57キロ以上の重い馬が連に絡んでいる。一方、54キロ以下からの連対は4頭だけ。軽ハンデだからといって手放しで飛びつくのは危険だ。なお、トップハンデ馬の成績は(1、10、12)、1、2、3、2、11、1、1、11、5着。馬券対象に活躍した7頭の人気は2、5、1、1、6、3、2。ハンデ頭が上位人気に支持されるようなら警戒が必要だ。


◎......本命は昨年きさらぎ賞を制したマテンロウレオ。クラシックでは結果を出せず、骨折による休養もあったが、復帰戦のアンドロメダSを快勝。続く中日新聞杯でもG1馬キラーアビリティにクビ差の2着と好走した。好位につけて直線でもしっかりと伸びる復活の走り。今のデキなら2個目のタイトル奪取も十分可能だ。

○......ラーグルフは2歳時にこの舞台で行われたホープフルSで3着に好走。昨秋のセントライト記念は5着に敗れたが、前走(3勝クラス)で後続を2馬身突き放して完勝した。勝ち時計1分58秒0は次週の天皇賞(秋)と0秒5差。2000Mは(3.0.1.2)と好相性。昇級に壁はない。

▲......フェーングロッテンは明け4歳馬で、昨年の白百合S(L)を逃げ切り勝ち。続くラジオNIKKEI賞では好位追走から差し切った。異なる脚質で連勝できたのは大きな成長で、年長馬相手にも通用することは新潟記念3着で証明済み。距離の合わなかった菊花賞は度外視していい。

△1......レッドランメルトは昨年クラシックに出走できなかったが、1勝クラスから一気に3連勝。いずれも好スタートからスッと好位につけるセンスのいい立ち回りで快勝した。重賞初挑戦となるが、素質あふれるディープインパクト産駒。山藤賞2着はこの舞台で、能力発揮に支障はない。

△2......ウインキートスは2頭出し宗像厩舎の6歳牝馬。21年に8番人気で目黒記念を勝利し、昨年も0秒1差の3着に好走。続くオールカマーでも牡馬相手に3着と馬券圏を確保した。エリザベス女王杯は長距離輸送と道悪で大敗したが、今回は地元競馬。良馬場ならラストランを飾るチャンスはある。

△3......アラタは21年に1勝クラスから4連勝でオープン特別を勝利した。その当時の勢いはないが、昨年は強敵ぞろいの札幌記念で4着。香港ヴァーズ優勝のウインマリリンとクビ差で、1番人気のソダシには先着した。中山は久々だが、20年に初勝利を挙げたゲンのいい舞台。得意の2000Mで大駆けを狙う。

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