2023年11月26日(日)

12R
2023年11月26日(日)
5回東京8日
15:40発走

ジャパンカップ GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:50000、20000、13000、7500、5000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 リバティアイランド
1 2 イクイノックス
2 3 タイトルホルダー
2 4 スタッドリー
3 5 ドウデュース
3 6 フォワードアゲン
4 7 イレジン
4 8 パンサラッサ
5 9 ヴェラアズール
5 10 ダノンベルーガ
6 11 トラストケンシン
6 12 チェスナットコート
7 13 クリノメガミエース
7 14 ディープボンド
7 15 ショウナンバシット
8 16 インプレス
8 17 スターズオンアース
8 18 ウインエアフォルク

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 2=1 2=17 2-5 2-10 1=17
綾恵 2=1 2=3 2-8 2-9 1=3
ナベ 9=2 9=10 9=5 9=8 9=14
たま 1=2 1=10 1=3 1=5 1=7

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はイクイノックス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.21.9
前走・天皇賞・秋(G1)は圧巻のレコード勝ちを収め、堂々と連覇を達成。国内外でG1・5連勝を飾り、破竹の勢いが止まらない。春のドバイ遠征では世界の強豪たちを一蹴し、4月以降「ロンジンワールドベストレースホースランキング」の1位をキープ。今回は自身最短となる中3週のローテとなるが、調教の動きは抜群でレコード勝ちの反動もまったく感じられない。さらにG1連勝を伸ばし、史上初となる獲得賞金20億円超えの偉業を達成する公算大だ。

対抗はリバティアイランド。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.23.1
3冠牝馬が世界最強馬に挑戦する。デビュー以来(5.1.0.0)と連対率100%で、負けたのは終始包まれスムーズさを欠いたアルテミスS(G3)だけ。まだまだ底を見せておらず、今週は栗東CWで自己ベストをマーク。今回の東京2400Mはオークス(G1)を6馬身差で圧勝した舞台で、走破時計は翌週の日本ダービー(G1)を2秒1も上回った。イクイノックスら古馬勢に胸を借りる形となるが、斤量差を味方に世代交代を果たしても驚けない。

単穴はスターズオンアース。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.23.9
こちらは昨年の桜花賞(G1)とオークス(G1)を制した2冠牝馬。その後3、2、3着と勝ち切れないが、秋華賞(G1)と大阪杯(G1)は出遅れが響き、ヴィクトリアマイル(G1)は距離適性の差が出た。それでも勝ち馬と差のない競馬ができたのだから、簡単に評価は下げられない。蹄の不安で天皇賞・秋(G1)は回避となったものの、ひと追いごとに着実に良化気配。2400Mに距離が延びるのは歓迎で、ポテンシャルを発揮できれば出番は十分にある。

抑えはドウデュース。穴はダノンベルーガ。

今週のワンポイントアドバイス

世界王者を撃破、リバティアイランド

「世界に通用する強い馬づくり」を目指し、1981年に創設されたジャパンC。今年はフランスからG1馬イレジン、地方競馬からもチェスナットコート、クリノメガミエースが参戦。超豪華メンバーが集う頂上決戦となった。注目はG1・5連勝中のイクイノックスと3冠牝馬リバティアイランドの激突だ。世界王者の底力か、3歳馬の勢いか。グランプリ有馬記念と並ぶ国内最高額5億円争奪戦は26日15時40分、東京競馬場でゲートインする。

過去10年、連対馬は1−7、4−3、4−7、1−5、5−2、1−4、3−5、1−2、1−3、3−1番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気の6、2、4連対は胸を張れる成績とはいえないが、人気薄馬の台頭も7番人気の2頭と少ない。

馬連配当は
3 け た......4回
1000円台...1回
2000円台...3回
4000円台...1回
万 馬 券......1回

15年に4、7番人気の決着で1万160円と荒れたが、ほかは全て4000円未満。特にここ3年は1番人気が人気に応え3けた配当が続いている。

一方、3着に11、6、1、6、1、2、2、3、2、4番人気が入った3連単配当は、22万円台、9万円台、5万円台、3万円台、1万円台、2690円、1万円台、1340円、1780円、9850円。こちらも1、7、11番人気で決まった13年の22万4580円を除くと、ほぼ平穏に収まっている。

連対馬20頭は全馬重賞から出走し、内訳はG1組14頭、G2組6頭。G3組以下に連対はなく、3着を見ても全てG1、G2組。国際競走にふさわしいハイレベルな激戦が繰り広げられている。

路線別(着順)は9連対で天皇賞・秋(2、6、4、12、3、7、1、2、5着)組がトップ。次いで、京都大賞典(1、4、3、1着)組4連対、秋華賞(1、2着)組2連対の順。最多連対の天皇賞・秋組は10回中8回で連対を果たし、目下5年連続連対中。

年齢別は
3歳馬【1.4.2.16】
4歳馬【5.3.3.37】
5歳馬【4.3.4.35】
6歳馬【0.0.0.29】
7歳上【0.0.1.20】

連対率は22、17、15、0、0%。4歳馬が8連対と世代を一歩リードしているが、率では3歳馬が逆転トップ。出走数は少ないが、頼れる数字を残している。

所属別は
関東馬【2.3.1.36】
関西馬【8.7.9.72】
地方馬【0.0.0.2】
外国馬【0.0.0.27】

連対率は12、16、0、0%。関西馬が圧倒的な強さを見せている。注目の外国馬は27頭出走して最高成績は5着(3回)。欧州と異質な日本の馬場に苦戦を続けている。

性別は牡馬が142頭出走して6勝、2着8回(勝率4%、連対率10%)、牝馬は25頭で4勝、2着2回(同16%、同24%)。牝馬は連対数で見劣るものの、率では牡馬を大きく上回っている。なお、リバティアイランドは今年、史上7頭目となる牝馬3冠を達成した。過去6頭のうち近3頭はこのレースで古馬と初対戦。12年ジェンティルドンナ、18年アーモンドアイが秋華賞から直行して古馬を破っている。3冠牝馬リバティアイランドにとっては心強いデータになる。

枠別成績は
1枠【4.3.1.9】
2枠【2.0.4.13】
3枠【2.1.2.15】
4枠【1.2.0.17】
5枠【0.2.0.18】
6枠【0.1.0.19】
7枠【1.1.2.20】
8枠【0.0.1.26】

内の1〜4枠は【9.6.7.54】の成績で、外の5〜8枠が【1.4.3.83】。東京芝2400Mはスタートして最初のコーナーまで約350Mと短く、内枠が圧倒的に有利ということを知っておきたい。ちなみに、出走頭数は17、18、18、17、17、14、15、15、18、18頭だった。(たま)


◎......リバティアイランドは史上7頭目の牝馬3冠を達成した。秋華賞から中5週で東京芝2400Mに向かうローテーションは、春に6馬身差で圧勝したオークスと同じ。勝ち時計も過去に牝馬3冠でジャパンCを制したジェンティルドンナ、アーモンドアイよりも速い。世界王者打倒のチャンスだ。

〇......イクイノックスは3冠牝馬リバティアイランドとは初対戦。おそらく年度代表馬の座を決する一戦となる。衝撃の世界レコードで圧勝した天皇賞(秋)から、キャリア最短となる中3週で参戦。本来なら激走のダメージがあってもおかしくないが、再び世界を驚嘆させるパフォーマンスを見せることができるか。

▲......ダノンベルーガはデビュー2連勝で共同通信杯を制覇。その後は勝ち鞍から遠ざかっているものの、初の海外遠征のドバイターフで2着に好走。能力の高さを世界にアピールした。前走・天皇賞(秋)は4着に終わったが、休み明け3戦目の走りごろ。名手モレイラ騎手にも注目だ。

△1......タイトルホルダーは今年初戦の日経賞を逃げて8馬身差で圧勝した。連覇を狙った天皇賞(春)でまさかの競走中止となったが、夏場を休養に充て復帰戦の前走オールカマーで2着。東京コースは未勝利だが、東京スポーツ杯2歳S2着、ダービー6着なら悪くない。自分のリズムで走れればチャンスはある。

△2......ドウデュースはダービーでイクイノックスを破り、G1・2勝目を飾った。フランス遠征の2戦は案外な結果に終わったが、帰国初戦の京都記念を圧勝。前走・天皇賞(秋)は主戦・武豊騎手の負傷で急きょの乗り替わり。7着敗退は同情の余地もある。力さえ出し切れば当然上位争いに浮上する。

△3......イレジンはフランスからの参戦で【13.2.3.1】と好成績。馬券を外したのはヴィシー大賞の4着1度だけ。一昨年のフォア賞でディープポンドの3着。翌年はフォア賞を勝利し、今年も2着に好走した。外国馬苦戦のデータだが、G1は2戦2勝で、特に左回りを得意にしている。時計がかかれば大駆けもある。

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