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2020年10月25日(日)

11R
2020年10月25日(日)
4回京都6日
15:40発走

菊花賞 GI

芝・右・外 3000m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:12000、4800、3000、1800、1200万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ディアマンミノル
1 2 ガロアクリーク
2 3 コントレイル
2 4 マンオブスピリット
3 5 サトノインプレッサ
3 6 ヴェルトライゼンデ
4 7 ダノングロワール
4 8 ディープボンド
5 9 アリストテレス
5 10 サトノフラッグ
6 11 バビット
6 12 レクセランス
7 13 ロバートソンキー
7 14 ヴァルコス
7 15 ブラックホール
8 16 ターキッシュパレス
8 17 キメラヴェリテ
8 18 ビターエンダー

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 3=6 3=11 3-9 3-13 6=11
綾恵 3=9 3=4 3-6 3-15 9=4
山田 3=9 3=2 3=7 9=2 9=7 2=7
たま 6=3 6=11 6=2 6=9 6=10

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はコントレイル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビューから6戦6勝(重賞5勝)。日本ダービー(G1)を圧勝して無敗の2冠馬に輝くと、秋初戦の神戸新聞杯(G2)も危なげなく制して上々の滑り出しを見せた。皐月賞と日本ダービーで2着のサリオスが先々週の毎日王冠(G2)で古馬を一蹴し、改めて本馬の強さが証明された格好だ。課題とされていた気性面も成長した今なら、淀の3000Mも難なく攻略できそう。史上3頭目となる無敗のクラシック三冠馬誕生に期待が集まる。

対抗はヴェルトライゼンデ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
ホープフルS(G1)2着、日本ダービー(G1)3着と世代トップ戦線で活躍。前走・神戸新聞杯(G2)は骨折明けのうえに熱発のアクシデントもあったが、それでも2着を確保して地力を示した。昨年の菊花賞馬ワールドプレミアの半弟で、距離延長は望むところ。コントレイルには目下4連敗中だが、長丁場のラスト一冠で逆転戴冠を狙う。

単穴はバビット。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前哨戦のセントライト記念(G2)を逃げて快勝。初勝利を挙げたのは3歳の4月と遅かったものの、一気の4連勝で急激に力をつけてきた。軽快な先行力に加えて末脚もしっかりしており、単調なスピードタイプではなさそう。まだ底を見せておらず、マイペースに持ち込めば大仕事をやってのける可能性も。

抑えはアリストテレス。穴はロバートソンキー。

今週のワンポイントアドバイス

逆転Vで菊奪取、ヴェルトライゼンデ


秋華賞でデアリングタクトが史上初めて無敗で牝馬3冠を達成した。今週は2冠馬コントレイルが「菊」奪取に驀進する。勝てば史上3頭目の無敗3冠馬となり、同時に父ディープインパクトとの父子無敗の3冠達成の偉業となる。過去10年のデータを参考にレース傾向を見てみたい。

過去10年、連対馬は7−1、1−2、1−5、1−5、3−4、5−2、1−9、1−10、7−2、3−8番人気で決まった。上位1〜3番人気の6、3、2連対は胸を張れる成績とはいえず、7番人気以下からも伏兵馬が5頭連対している。

馬連配当は
3 け た......3回
2000円台...3回
3000円台...2回
4000円台...1回
万 馬 券......1回

2011年から3年連続で1番人気が勝利して3けたの堅い配当となったが、ほかはすべて2000円以上の配当で決着。17年には10番人気が2着に食い込んで1万660円の万馬券が出ている。

一方、3連単配当は33万円台、2190円、1万円台、1万円台、5万円台、3万円台、6万円台、55万円台、10万円台、2万円台。4けた配当ですんなり決まった年もあるが、10万〜55万円台の高配当が3回も飛び出す大荒れ。3歳馬にとって3000Mは未知の距離で、しかも毎年フルゲートの18頭立て。常に波乱は視野に入れておきたい。ちなみに、3着は13、3、7、3、7、1、6、13、10、1番人気だった。

路線別(着順)は14連対で神戸新聞杯(3、1、1、2、1、1、3、3、2、2、1、2、2、3着)組がトップ。4連対のセントライト記念(2、1、9、2着)組の順。東西のトライアルをステップに参戦してきた馬が連対馬の90%を占めている。

18頭立てだけに枠順による有利不利も気になるところ。枠番別の成績を見ると、

1枠【2.0.1.17】
2枠【3.2.0.15】
3枠【2.0.0.18】
4枠【0.0.1.19】
5枠【0.2.2.16】
6枠【1.2.1.16】
7枠【2.3.4.21】
8枠【0.1.1.28】
(1、2、3着、着外)

内の1〜4枠が9連対(7勝2着2回)で、外の5〜8枠は11連対(3勝2着8回)。勝利数は内枠が7勝、外枠は3勝。優勝回数は内枠が有利となっているが、馬券対象の3着以内となると11頭と19頭。外枠が優勢のデータが残っている。


◎......ヴェルトライゼンデはデビューから【2.3.1.1】の成績。皐月賞で8着に敗れたが、ホープフルS2着、日本ダービー3着の実績馬で、前走の神戸新聞杯でも大外18番枠から最速の上がりで2馬身差の2着まで迫った。ここまでコントレイルとは4度対戦し、すべて敗れているが、無敗3冠馬へのプレッシャーは半端ではないはず。その隙を突けば逆転Vの「菊」奪取は十分にある。

○......最大のライバルはコントレイル。始動戦の神戸新聞杯を余裕の2馬身差で勝利。直線で馬群をさばいて抜け出した脚は、さすが2冠馬という決め手だった。ただ、今回は史上3頭目の無敗3冠と父ディープインパクトとの父子無敗の3冠がかかる大一番。王者がプレッシャーとどう戦うかの一点にかかる。

▲......バビットは4連勝で関東のトライアル・セントライト記念を制覇した。すべて逃げ切り勝ちで後続の標的になることは間違いないが、2走前のラジオNIKKEI賞が5馬身差、前走も1馬身半差と完勝だった。スタミナ豊富で人気2頭とは初対決。魅力的な惑星だ。

△1......春にサトノフラッグは3連勝で弥生賞を快勝。クラシックの期待もかかったが、皐月賞5着、日本ダービー11着と結果を出せずに終わった。夏は充電に充て前走のセントライト記念で2着。Vはならなかったが、最速の上がりで復調の兆しを見せた。大駆けに警戒したい。

△2......アリストテレスは8戦して【3.4.0.1】。3走前のプリンシパルSは瞬発力勝負となり6着に敗れたが、ほかの7戦すべてで連対し、現在2連勝中。2勝クラス勝ちからの参戦は穴馬が多く、鞍上もルメール騎手にスイッチした。持久力勝負、混戦で一発を狙う。

△3......春にガロアクリークは6番人気の低評価を覆してスプリングSを勝つと、皐月賞3着、日本ダービー6着と崩れなかった。夏を越えても前走のセントライト記念で2馬身差の3着と健闘。父キンシャサノキセキは短距離で活躍した馬で人気はないが、世代上位の存在だ。

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