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2020年4月19日(日)

11R
2020年4月19日(日)
3回中山8日
15:40発走

皐月賞 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
稍重
3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:11000、4400、2800、1700、1100万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 コントレイル
1 2 レクセランス
2 3 コルテジア
2 4 テンピン
3 5 サトノフラッグ
3 6 ディープボンド
4 7 サリオス
4 8 ウインカーネリアン
5 9 ブラックホール
5 10 アメリカンシード
6 11 クリスタルブラック
6 12 マイラプソディ
7 13 ダーリントンホール
7 14 キメラヴェリテ
7 15 ラインベック
8 16 ガロアクリーク
8 17 ヴェルトライゼンデ
8 18 ビターエンダー

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=5 1=7 1-11 1-17 5=7
綾恵 17=5 17=1 17-9 17-11 5=1
山田 1=5 1=14 1=2 5=14 5=2 14=2
たま 5=1 5=17 5=7 5=13 5=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はコントレイル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.01.4
昨年のホープフルS(G1)を制し、デビューから無傷の3連勝。好位の4番手から危なげなく抜け出し、2歳王者に輝いた。前々走・東京スポーツ杯2歳S(G3)の勝ちっぷりも秀逸で、後続を5馬身ちぎってJRA2歳レコードのおまけ付き。まだ折り合い面に課題はあるものの、計り知れないポテンシャルを秘めている。中山は攻略済みで、ホープフルSからの直行ローテも青写真通り。さらに連勝を伸ばし、堂々と1冠目を奪取する。

対抗はサトノフラッグ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.5
デビュー戦こそ6着に終わったものの、そこから一気の3連勝。前哨戦の弥生賞(G2)は道悪をものともせずに3角からまくって快勝し、新星誕生を印象づけた。未勝利戦をレコードで制した実績から、高速決着にも対応は可能。中山2000Mで2戦2勝と舞台適性も証明済みだ。1度使われている強みを生かせば、勝機も見えてくる。

単穴はサリオス。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビューからマイルで3戦3勝。サウジアラビアRC(G3)、朝日杯フューチュリティS(G1)といずれもレコードで快勝しており、こちらもまだ底を見せていない。距離は2ハロン延びるが、父母ともに中・長距離型の血統で、こなせる下地は十分。このメンバーでも素質は互角以上とみる。

抑えはクリスタルブラック。穴はヴェルトライゼンデ。

今週のワンポイントアドバイス

完成度一番、サトノフラッグ

今年の注目は3戦無敗のG1ホース、コントレイルとサリオスの初対決だ。2頭とも無傷のまま、新馬→G3→G1と3連勝。2戦目がともにレコードVだったことも合致する。実績的に抜けた存在で、「2強」であっさりと決まっても不思議はない。

しかし、ほかにもレクセランスがすみれSを制して3戦無敗。デビュー戦こそ6着に敗れたが、サトノフラッグも3連勝で弥生賞ディープインパクト記念を制覇するなど、ライバルたちも強力だ。

ファンの大歓声も大きな拍手も沸かない中山競馬場だが、3冠ロードの開幕戦が激戦となるのは例年と同じ。節目の第80回「皐月賞」にその名を刻むのはどの馬か。過去10年のデータでレース傾向を探ってみたい(2011年は東京競馬)。


連対馬は1-6、4-1、4-2、1-2、2-1、3-2、8-3、9-4、7-9、1-4人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は5、4、2連対とほめられた成績とはいえず、6〜9番人気から計5頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3 け た……4回
1000円台…3回
6000円台…1回
8000円台…1回
万 馬 券……1回

16〜18年に1、2番人気が連から消えて、6220円、8710円、1万2880円の高配当が出たものの、2000円未満の堅い決着も7回。大荒れは期待薄となっている。一方、3着に11、8、3、3、8、4、1、12、8、3番人気が入線した3連単配当は3万円台、5万円台、1万円台、5920円、3万円台、1万円台、7万円台、106万円台、37万円台、4390円。こちらは17年に106万馬券が飛び出し、翌年も37万2080円の万馬券で決着。波乱も視野に入れておきたい。

ステップ別(出走間隔)は弥生賞(中5週)組が6連対でトップ。4連対でスプリングS(中3週)組Sと共同通信杯(中7、8週)組が並び、若葉S(中3週)組3連対の順。上記4路線が有力で連対馬の85%を占め、残る3頭は毎日杯(中2週)、アーリントンC(中6週)、ホープフルS(3カ月以上)からの参戦だった。なお、出走間隔は昨年ホープフルSから直行して優勝したサートゥルナーリアを除くと、19頭は中2〜8週のローテーション。2月か3月に必ず一度はレースに出走していた。

東西対決は関東馬の4連対に対して、関西馬が16連対。関西馬が強く、3着を見ても「3対7」。関東馬にとっては厳しい戦いが続いている。

連対馬20頭はすべて芝からの参戦で、距離別は1600M組1頭、芝1800M組9頭、2000M組10頭。中距離組が19連対と好成績を残している。マイルをステップに出走するサリオスにとっては気になるデータとなっている。

フルゲートの18頭立ての多頭数戦で枠順も気になるところ(15、18年は15、16頭)。枠別成績を調べると、
1枠【1.0.1.17】
2枠【1.2.1.16】
3枠【0.1.1.18】
4枠【2.2.1.15】
5枠【0.1.2.17】
6枠【3.0.3.14】
7枠【2.2.0.24】
8枠【1.2.1.24】
(1〜3着、着外)

内の1〜4枠は9連対(4勝、2着5回)で、外の5〜8枠が11連対(6勝、2着5回)。先週の桜花賞は外枠が有利だったが、こちらは内枠と外枠がほぼ互角というデータが出ている。


◎……サトノフラッグは新馬戦こそ6着に敗れたが、その後は3連勝。前走は父ディープインパクトをほうふつさせる決め手で重賞初制覇を果たした。3勝はすべて芝2000M戦で、いずれもレース最速の上がり。現時点での完成度は一番。まずは1冠奪取を決めたい。

○……コントレイルはデビューから3連勝。無敗のG1ホースで実績では抜けている。ただ、ここ10年を振り返ると、暮れのG1からぶっつけで1冠を手にしたのは昨年のサートゥルナーリアただ1頭。さらに最内1番枠で勝利した馬もなし。データ重視で〇の評価とした。

▲……デビューからヴェルトライゼンデは1、1、2、2着。2走前のホープフルSはコントレイルに届かなかったが、前走スプリングSは出遅れを挽回して連を確保した。相手なりに走れる安定感があり、3走前にやや重馬場を経験。世代トップ級の能力を秘めている。

△1……サリオスは新馬→G3→G1と3連勝で朝日杯フューチュリティSを制覇した。3番手追走から朝日杯フューチュリティSを制したように、先行力は大きな武器。ハーツクライ産駒で本格化するのは秋かも知れないが、秘めた能力から大崩れは考えられない。

△2……前走のスプリングSをガロアクリークは6番人気で快勝した。今年は10頭立てで、勝ち時計も1分49秒8と目立たないが、上がり3ハロンはレース最速の33秒8を発揮した。道悪は未知数だが、引き続きヒューイットソン騎手とのコンビ。今回も一発が怖い。

△3……ダーリントンホールは2勝目が前走の共同通信杯。中団追走からロスなくポジションを上げて、2着馬のビターエンダーをハナ差競り落として重賞初制覇を飾った。共同通信杯の勝ち馬は、過去10年で4勝の実績。派手さはないが、ここに入っても侮れない。

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