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2015年6月7日(日)

11R
2015年6月7日(日)
3回東京2日
15:40発走

安田記念 GI

芝・左 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 サンライズメジャー
1 2 ダノンシャーク
2 3 ダイワマッジョーレ
2 4 メイショウマンボ
3 5 ミッキーアイル
3 6 モーリス
4 7 サクラゴスペル
4 8 レッドアリオン
5 9 リアルインパクト
5 10 フィエロ
6 11 ブレイズアトレイル
6 12 クラレント
7 13 ヴァンセンヌ
7 14 サトノギャラント
8 15 ケイアイエレガント
8 16 カレンブラックヒル
8 17 エキストラエンド

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=10 6=13 6-2 6-5 10=13
綾恵 6=10 6=8 6-9 6-16 10=8
山田 6=2 6=15 6=10 2=15 2=10 15=10
たま 13=10 13=5 13=3 13=6 13=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はモーリス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.2
今季3戦3勝の上がり馬。特に前走・ダービー卿CTの勝ちっぷりが圧巻だった。小回りの中山で豪快な大外一気を決め、後続に3馬身半もの差をつけた。ラスト11秒7-10秒9と加速する流れを楽々と差し切ったのだから、瞬発力はケタ外れ。しかも、レースレコードのオマケ付き。高速決着が多い安田記念の流れは望むところだ。課題のゲートも今回に限っては、差し馬に有利なレース傾向から、それほど気にならない。一気の4連勝で群雄割拠のマイル路線統一を狙う。

対抗はフィエロ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.5
昨秋のマイルCSは痛恨の2着。わずかハナ差でタイトルを逃したが、豪華メンバーが揃った中でも互角に渡り合い、レースレコード1分31秒5で駆け抜けた。重賞未勝利でも「格」はG1レベルだ。前走・マイラーズCは香港遠征以来。先行馬が止まらない流れを追い上げて0秒1差なら、復帰戦としては上々の滑り出しといえる。叩いた上積みは大きく、最終追い切りでは坂路で猛時計をマーク。厳しいペースで地力勝負になればなるほど出番が出てくる。

単穴はヴァンセンヌ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.3
3歳時に骨折、4歳時には屈腱炎という度重なる不運から見事に復活し、500万クラスから怒濤の4連勝。同じ府中のマイルで東京新聞杯を制し、ついにG1まで駒を進めてきた。前走・京王杯SCで土がついたが、休み明けで上がり3ハロン32秒7の鬼脚。初の1400Mでの連対は充実ぶりの証だろう。2戦2勝の東京芝1600Mなら一線級相手でも。

抑えはダノンシャーク。穴はミッキーアイル。

今週のワンポイントアドバイス

良血開花、ヴァンセンヌ

過去10年、連対馬は7-10、3-10、2-3、2-5、1-2、8-6、9-5、2-13、1-3、1-16番人気の組み合わせで決まった。1番人気は3勝をマークしているが、他の7回は6、10、5、8、14、6、9着。1着か馬券圏外か、両極端の成績となっている。4、3連対の2、3番人気もひと息で信頼度は今ひとつ。代わりに6番人気以下から大挙8頭が連に絡んでいる。

馬連配当は
3けた……1回
1000円台…1回
2000円台…1回
3000円台…1回
8000円台…1回
万馬券……5回

10回のうち半数の5回(05、06、10、11、14年)で万馬券が飛び出す大荒れ。馬連万馬券の発生回数は、平地G1競走22レース中最多の11回を記録している。最安値は1、2番人気で堅く収まった09年の290円。

また、3連単配当は46万円台、28万円台、6万円台、14万円台、1万円、34万円台、33万円台、46万円台、6万円台、37万円台。こちらは10回中7回で10万超の万馬券が出ている。

路線別(着順)は4連対で京王杯SC(1、1、4、7着)がトップ。3連対でドバイデューティフリー(UAE=15、3、1着)、2連対でチャンピオンズマイル(香港=1、2着)、マイラーズC(1、9着)、大阪杯(2、2着)、ヴィクトリアマイル(2、1着)と続いている。

年齢別は3〜8歳以上馬が1、4、6、5、4、0連対。連対率はそれぞれ33、11、10、11、17、0%。今年は3歳馬の挑戦がなく、8歳以上も出走なし。世代別格差は気にしなくてもよさそう。

牡馬は131頭が出走して15連対(連対率12%)、牝馬は20頭で3連対(同15%)、セン馬は28頭で2連対(同7%)。牡馬は連対数で大きくリードしているが、率では牝馬が上回っている。

東西対決は関東馬57頭と関西馬97頭で争い、7対11で、連対率は12%、11%。連対数で見劣る関東馬だが、率で関西馬を一歩リードしている。


◎……ヴァンセンヌは3カ月半ぶりの前走・京王杯SCで2着。先行勢が掲示板を確保するスローの流れを後方から32秒7の上がりでアタマ差まで追い込んだ。距離延長は歓迎で、遅咲きの良血の末脚がさく裂する。

○……フィエロは前走のマイラーズCでクビ+クビ差の3着。直線で前が壁にならなければ差し切れる脚色だった。昨秋のマイルチャンピオンSでハナ差2着ならG1実績も互角。スムーズな競馬ができればV争い必至だ。

▲……ミッキーアイルは前走の高松宮記念で0秒1差の3着。道中力んでいた分が着差に出た。距離が2ハロン延びるが、東京はNHKマイルCを制した舞台。G1で通用するスピードがあり、2個目のG1タイトルを狙える素質馬だ。

△1……モーリスは8カ月の休養明け後に3連勝でダービー卿CTを制覇。大外からレースレコードの1分32秒2で2着を3馬身半突き放した。連勝中の上がり馬だが、左回り経験は京王杯2歳Sの6着のみ。G1級の決め手を評価しても△に留めたい。

△2……リアルインパクトは昨年暮れに阪神C勝ち。この春は豪州に遠征して、G1で1、2着と好走した。東京コースは安田記念で3歳Vという快挙を達成した得意の舞台。しぶとい先行力が戻り、完全復活。3個目のG1奪取があっても驚けないデキにある。

△3……ダイワマッジョーレは前走で出遅れ。直線でも前が壁になる不利があったが、0秒3差と崩れなかった。今年3戦は短距離戦を使われているが、一昨年のマイルCSで2着の実績。流れひとつで巻き返す力は十分ある。

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