前走のゆりかもめ賞(500万下)を差し切り勝ち。直線で狭いところを割って出て、鮮やかに差し切った。1800Mに距離短縮するが、レコード決着の東京スポーツ杯2歳S(G3)で0秒3差4着しており、対応は可能なはず。このメンバーでも素質は互角以上。

昨年暮れのラジオNIKKEI杯2歳S(G3)でワンアンドオンリーの2着に好走。前走の弥生賞(G2)では6着に敗れたが、初輸送に休養明けと、条件が厳しかった。今回は上積みの見込める叩き2戦目。得意の阪神に戻って巻き返しを期待したい。

外から鮮やかに差し切った前走・つばき賞(500万下)が好内容。跳びの大きなタイプで、直線の長い外回りコースが合う。3走前に負かしたサトノルパンが先週のファルコンS(G3)で2着。急坂を苦にしないパワーもあり、初重賞でも相手には加えておきたい。

過去10年、連対馬は(2)(1)、(2)(5)、(1)(11)、(1)(6)、(6)(1)、(1)(12)、(3)(5)、(2)(4)、(1)(3)、(1)(6)番人気の組み合わせで決着した(2006年以前は芝2000メートル)。1番人気は7連対と人気に応えているものの、2、3番人気が3、2連対と不振。代わりに6、11、12番人気から3、1、1頭が連対している。

馬連配当(04年は枠連)は
3けた…………3回
1000円台…2回
2000円台…3回
6000円台…1回
万馬券…………1回

11、12番人気が2着に食い込んだ06、09年に6610円、1万2300円の高配当が出ているが、8回は3000円未満で収まっている。

連対馬のクラス別は、重賞組9頭、オープン特別組1頭、500万下組8頭、新馬組1頭、地方交流組1頭。オープン組が10連対を果たしているが、500万下組以下からも互角の10頭が連対。格は気にしなくてもよさそうだ。

路線別(着順)は3連対のきさらぎ賞組(2、6、2着)がトップ。次いで2連対のアーリントンC組(3、4着)の順。


前走の共同通信杯でマイネルフロストはイスラボニータと3馬身半差の4着。直線馬群をさばくのに手間取らなければ、もう少し差は詰まっていた。2走前に関西遠征は経験済み。新馬、オープン特別を連勝したベストの距離で反撃する。

馬単は(1)←→(12)、(1)←→(11)、(1)←→(6)、(1)←→(14)、(1)←→(9)。

3連単は(1)←→(12)から(11)(6)(14)(9)と、(1)←→(11)から(12)(6)(14)(9)への3着流し。