オープン特別3勝の実績馬。まだ重賞タイトルこそないが、前走・アハルテケS(オープン)ではベストウォーリア(のちに交流G1・南部杯V)に競り勝っている。気性的に休み明けは苦にせず、東京ダート1600Mでは(2・1・0・0)の好成績。斤量56キロも有利に映り、重賞初制覇のチャンスだ。

ダート通算(7・5・4・0)とコースを問わず安定感抜群。前走・プロキオンS(G3)でもベストウォーリアら実績馬を相手にクビ差2着と、重賞級の能力を証明した。1ハロンの距離延長がカギだが、折り合い面の不安はない。引き続き上位争いできそうだ。

東京ダート1600M・ユニコーンS(G3)の覇者。出遅れたヒヤシンスS(オープン)6着を除けば一度も掲示板を外していない堅実派だ。例年、斤量が軽い3歳馬の好走が目立つ傾向にあり、実績のある古馬相手でも有望視できる。

過去10年の連対馬は(5)(2)、(2)(1)、(2)(6)、(9)(1)、(5)(4)、(5)(11)、(6)(4)、(4)(1)、(1)(4)、(1)(3)番人気の組み合わせで決まった。

1番人気は5連対と精彩を欠き、2、3番人気も3、1連対と不振。上位人気はアテにしづらいが、6番人気以下からの連対も4頭と少ない。

馬連配当は
3けた…………1回
1000円台…3回
2000円台…1回
3000円台…2回
4000円台…1回
5000円台…1回
万馬券…………1回

2009年に11番人気が2着に健闘して1万5370円の万馬券が出ているが、9回は6000円未満。波乱度は低い。

連対馬の前走クラス別は重賞組11頭、オープン特別組7頭、1600万下組2頭。連対馬の9割を占めるオープン組を中心視したい。

年齢別は3〜7歳以上馬が26、32、47、29、24頭出走して、6、3、8、3、0連対。連対率はそれぞれ23、9、17、10、0%。連対数で5歳馬、率で3歳馬が他世代をリードしている。

所属別は関東馬47頭と関西馬109頭で争い、3対17。連対率は6、16%。関西馬が連対数、率で関東馬を大きく上回っている。なお、2頭出走した地方馬は着外だった。


レッドアルヴィスは前走のレパードSで4着。手応え十分で直線を迎えながら残り200メートルで脚色が鈍ったのは、距離が1ハロン長かったか。休養明けは1、4着と苦にしないタイプ。ユニコーンSを圧勝した東京で2個目のタイトルを奪取する。

馬単は(4)←→(14)、(4)←→(11)、(4)←→(12)、(4)←→(1)、(4)←→(10)。

3連単は(4)←→(14)から(11)(12)(1)(10)と、(4)←→(11)から(14)(12)(1)(10)への3着流し。