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2012年12月16日(日)

11R
2012年12月16日(日)
5回中山6日
15:25発走

朝日杯フューチュリティステークス GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系2歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:7000、2800、1800、1100、700万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ザラストロ
1 2 ネオウィズダム
2 3 ゴットフリート
2 4 テイエムイナズマ
3 5 コディーノ
3 6 ラブリーデイ
4 7 ティーハーフ
4 8 クラウンレガーロ
5 9 エーシントップ
5 10 ワキノブレイブ
6 11 アットウィル
6 12 フラムドグロワール
7 13 ディアセルヴィス
7 14 ロゴタイプ
8 15 マイネルエテルネル
8 16 ノウレッジ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 5=9 5=6 5-12 5-14 9=6
綾恵 5=9 5=12 5-6 5-8 9=12
山田 9=5 9=2 9=4 5=2 5=4 2=4
たま 5=6 5=3 5=9 5=12 5=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はコディーノ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
新馬戦から札幌2歳S(G3)、東京スポーツ杯2歳S(G3)と無傷の3連勝。すべてが後続を寄せ付けない完勝。現時点の完成度で一歩リードしていることは明白だと言える。レースセンスが高く、好位で折り合いがつくタイプ。トリッキーな中山1600Mは初挑戦となるが、3枠からならスムーズに運ぶことができそうだ。4連勝を決めて2歳王者に輝く公算大とみる。

対抗はエーシントップ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
こちらも新馬戦から中京2歳S(OP)、京王杯2歳S(G2)と3連勝を決めており、無敗での戴冠がかかる一戦。稽古では2歳馬離れした好時計を連発しており、今週の追い切りでも坂路一番時計をマークした。前で運ぶレースぶりから、初の中山コースに不安なし。1ハロンの距離延長に対応できるようなら、逆転の場面があっていいだろう。

単穴はラブリーデイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
新馬、野路菊S(OP)を連勝。前走の京王杯2歳S(G2)は2ハロンの距離短縮だったが、エーシントップから0秒1差2着に粘り込んで力を見せた。1800Mで2勝しており、初の1600Mにも対応は可能。G1の今回は相手がさらに強化されるが、引き続き上位争いを期待してみたい。

抑えはロゴタイプ。穴はフラムドグロワール。

今週のワンポイントアドバイス

ここも通過点、コディーノ

昨年は3勝馬が不在で混戦ムードだったが、今年は3戦3勝馬が2頭参戦。12頭が2勝馬というハイレベルの争いとなった。

過去10年、1〜2着は8-1、4-1、2-3、2-5、2-7、3-10、2-5、1-2、5-4、1-4番人気の組み合わせで決まった。1番人気は4連対とほめられた成績ではないが、3着が4回あり、複勝率は8割。馬券対象としては安定した成績を残している。

馬連配当は
3 け た……2回
1000円台…3回
2000円台…1回
3000円台…1回
4000円台…2回
8000円台…1回

3、10番人気の決着で07年に8290円の中穴が出たが、9回は5000円未満。無理な穴狙いは避けたい。しかし、3連単配当を見ると、8700円、1万1090円、1万8250円、13万9620円、1万7230円、6720円、6万7910円、3万630円。07年には13万馬券が飛び出すなどの波乱傾向を見せている。穴党には3連単をお勧めしたい。

連対馬の路線別(着順)は京王杯2歳S組が7連対でトップ。次いで、東京スポーツ杯2歳S組が5連対、2連対で札幌2歳S組とデイリー杯2歳S組が続いている。なお、残る4頭は京都2歳、くるみ賞、新潟2歳S、きんもくせい特別からの臨戦だった。

連対馬の20頭中17頭は前走3着以内に好走し、残る3頭も5、4、9着。前走凡走した馬の巻き返しは厳しくなっている。ちなみに、3着を見てみても、1着7頭、2着3頭。前走で4着以下だった馬は狙いづらい。

キャリアは1〜9戦馬が0、5、5、6、2、1、0、1、0連対。連対馬の16頭はキャリア2〜4戦に集中している。

中山の芝1600M外回りはスタート後まもなくカーブを迎えるコースで、一般に外枠不利といわれている。そこで枠番別の連対頭数を調べると、1〜4番枠は3、5、3、3連対(8勝2着6回)。5〜8番枠が1、4、0、1連対(2勝2着4回)。内枠の14連対に対して外枠は6連対。データからも外枠不利が明らかとなっている。

東西対決は関東馬63頭と関西馬は92頭で争い8対12で、連対率はそれぞれ13%。連対数で関東馬は見劣るが、率は互角となっている。


◎……新馬、札幌2歳S、東京スポーツ杯2歳Sとコディーノは3連勝。余裕の手応えで抜け出し、勝ちタイムも優秀。「無限大の可能性を持っている」と、横山典騎手はパートナーを絶賛する。実際、前走の勝ちタイムは古馬準オープンに匹敵するもので、この時期の2歳馬としては破格。よほどのことがない限り、ここも通過点となるはずだ。

○……相手はラブリーデイ。2連勝後の前走・京王杯2歳Sで2着。距離が一気に2ハロン短縮したが、先行力を生かしてエーシントップの0秒1差に食い下がった。スピード勝負に対応できたのは大きな収穫で、マイル戦に変わるのも歓迎だ。

▲……ゴットフリートは新馬、500万下を連勝。コース、距離、流れも異なるレースでの勝利に価値があり、前走は驚異の32秒6の末脚で差し切った。今回も人気薄だが、底を見せていない不気味さを秘めている。

△1……こちらのエーシントップも3戦3勝。デビュー2戦は折り合いを欠きながらの勝利だったが、前走は2番手で折り合い、楽々と先行馬を捕らえてみせた。1ハロン距離延長も前走のような競馬ができれば、無敗で2歳王者の座を射止められる。

△2……フラムドグロワールは3戦して、2勝、2着1回。2着に敗れた芙蓉Sは4カ月ぶり、出遅れと敗因ははっきりしている。同厩舎のコディーノの影で目立たないが、中山のマイルを経験済みで、センスの良さでは引けを取らない。

△3……前走のロゴタイプはスタートを決めて無理なく3番手へ。道中は1番枠を生かしてロスなく立ち回り、直線インから鋭く伸びてレコードの完勝だった。札幌2歳Sでコディーノにちぎられているが、北海道当時より力の差が詰まってきているはず。流れに乗れば上位争いに浮上できる。

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