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2011年10月23日(日)

11R
2011年10月23日(日)
5回京都6日
15:40発走

菊花賞 GI

芝・右・外 3000m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:11200、4500、2800、1700、1120万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 トーセンラー
1 2 ルイーザシアター
2 3 スーサングレート
2 4 ユニバーサルバンク
3 5 フェイトフルウォー
3 6 シゲルリジチョウ
4 7 ゴットマスタング
4 8 ベルシャザール
5 9 ダノンミル
5 10 ロッカヴェラーノ
6 11 サダムパテック
6 12 ハーバーコマンド
7 13 ウインバリアシオン
7 14 オルフェーヴル
7 15 サンビーム
8 16 ダノンマックイン
8 17 フレールジャック
8 18 ショウナンマイティ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 14=13 14=8 14-1 14-5 13=8
綾恵 14=17 14=1 14-10 14-12 17=1
山田 5=11 5=17 5=14 11=17 11=14 17=14
たま 17=14 17=18 17=1 17=11 17=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はオルフェーヴル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
春のクラシック2冠を圧勝。復帰戦の前走・神戸新聞杯(G2)ではウインバリアシオンらを軽く一蹴し、史上7頭目の牡馬3冠に向けて好発進を見せた。今週の調教では栗東坂路で4ハロン51秒2、終い12秒3の好時計をマークしており、ここへ向けて抜群の仕上がり。あえて不安点を挙げるとすれば気性面となるが、スローペースでシッカリと折り合った前走の内容から、もはやウィークポイントは克服した印象。初対戦で新星と言えるような相手も見当たらないだけに、偉業達成の可能性は濃厚と判断する。

対抗はウインバリアシオン。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
今年のダービー2着馬。前走の神戸新聞杯(G2)でも再びオルフェーヴルに先着されて2着に敗れたが、2400Mの近3走は1勝、2着2回と距離延長によって才能が開花してきた。決め手勝負では劣るものの、スタミナなら世代上位。気性面にも大きな不安はない。長丁場の消耗戦なら、今回も勝負になるはずだ。

単穴はベルシャザール。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
休養明けの前走・セントライト記念(G2)で4着。差し馬が上位を占めた速い流れを先行し、唯一粘った内容は久々にしては上々と言える。500キロを超える大型馬らしく、一度叩いたことで状態は良化してきた。切れ味で勝るオルフェーヴルを後方から差すのは難しく、伏兵で大駆けがあるとすれば、前々でしぶとい脚を使える当馬だろう。

抑えはフェイトフルウォー。穴はトーセンラー。

今週のワンポイントアドバイス

素質互角、フレールジャック

3歳牡馬のクラシック最終戦。今年はオルフェーヴルの3冠達成に熱い視線が注がれる。

過去71回の長い歴史の中で、皐月賞とダービーを制したのは21頭。そのうち3冠獲りへ駒を進めたのは14頭で、その成績は(6・3・1・4)。3冠をやり遂げたのは6頭で、達成率は5割に届かない。

オルフェーヴルはプレッシャーをはねのけて史上7頭目の3冠馬になれるか。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は6-11、10-16、5-4、8-4、1-6、8-2、4-6、1-15、8-7、7-1番人気の組み合わせで決まった。1〜3番人気は3、1、0連対の不振で、代わりに6番人気以下から2けた人気馬4頭を含む12頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は1000〜2000台3回、5000円、6000円、9000円台が各1回、万馬券4回。人気馬は期待に応えられず、平穏に収まることは少ない。

また、3連単配当を見ると、12万8570円、7090円、14万4520円、2万7890円、52万3990円、31万6950円、33万8840円。7回中5回で10万馬券となる波乱となっている。

クラス別は重賞組17頭、1000万下組3頭。そのときの成績は1〜5着が5、2、6、2、2頭、6、12、13着各1頭。前走で掲示板を外した馬は苦戦している。

ステップは神戸新聞杯組が12連対と好相性を見せて、3連対でセントライト記念組が続いている。なお、神戸新聞杯組は6、5、4、1、5、3、1、2、3、12、3、1着からの臨戦で、セントライト記念組が4、2、3着だった。東西のトライアル戦から直行した馬が16連対しているが、そこで勝利した馬はわずか3頭だけ。3冠馬を目指すオルフェーヴルには気になるデータだ。


◎……前走のフレールジャックはゲートで伸び上がるようなスタート。前半は流れに乗れず苦労していた。それでも直線で外から33秒3の上がりを駆使して3着。新馬戦から3連勝でラジオNIKKEI賞を制した素質の片鱗を見せた。キャリア4戦で、3勝、3着1回。たたき2戦目の上積みは大きく、春の実績馬相手でも十分勝負になる。

○……秋初戦の神戸新聞杯でオルフェーヴルは2着を2馬身半突き放して完勝。好位から32秒8の上がりで3冠へ好発進した。抜群の切れ味で皐月賞を制し、不良馬場のダービーでライバルをねじ伏せた。世代最強馬ではあるが、3冠への重圧があることも事実。馬券的な妙味は薄く、あえて対抗に留めた。

▲……ショウナンマイティは休養明けだった2走前のポプラSで、初対戦の古馬を寄せ付けずに快勝。ゴール前は抑える余裕の競馬を見せた。前走の神戸新聞杯はスローの流れで5着に敗れたが、ラスト1ハロンは次走につながる鋭い末脚だった。たたき3戦目でデキはピーク。鞍上が菊花賞最多4勝の武豊なのも心強い。

△1……ダービー2着だったウインバリアシオンは、前走の神戸新聞杯で再度オルフェーヴルの2着。ダービー馬をマークしながら春の差を縮められなかったのは完敗といわれても仕方なく、鞍上の安藤勝でどこまで巻き返せるか。

△2……サダムパテックは朝日杯フューチュリティS、皐月賞で1番人気に推されながら4、2着とあと一歩G1に届かなかった。しかし、東京スポーツ杯2歳S、弥生賞と重賞2勝は威張れる実績。大駆けを警戒したい。

△3……2月のきさらぎ賞でトーセンラーは、後の2冠馬オルフェーヴル、ダービー2着のウインバリアシオンを封じて重賞初制覇を飾った。春G1は7、11着に敗れたが、前走のセントライト記念で2着と好発進。絶好の1枠1番を引き、京都コースも2勝、3着1回と相性がいい。

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