2009年12月20日(日)
11R
2009年12月20日(日)
中山
15:25発走
朝日杯フューチュリティステークス GI
芝・右・外 1600m
天気:
馬場:
良
サラ系2歳
オープン (混合) 牡・牝 (指定) 馬齢
本賞金:6300、2500、1600、950、630万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | バトルシュリイマン | |||||
2 | ダイワバーバリアン | |||||
3 | ガルボ | |||||
4 | ヒットジャポット | |||||
5 | ダッシャーゴーゴー | |||||
6 | キングレオポルド | |||||
7 | バトルレッド | |||||
8 | ローズキングダム | |||||
9 | エーシンホワイティ | |||||
10 | ツルマルジュピター | |||||
11 | フローライゼ | |||||
12 | エイシンアポロン | |||||
13 | エスカーダ | |||||
14 | キョウエイアシュラ | |||||
15 | トーセンファントム | |||||
16 | ニシノメイゲツ |
買い目
大多 | 8=12 8=15 8-6 8-16 12=15 |
---|---|
綾恵 | 8=15 8=4 8-10 8-12 15=4 |
山田 | 12=6 12=15 12=8 6=15 6=8 15=8 |
たま | 14=8 14=6 14=12 14=15 14=16 |
予想
本命はローズキングダム。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
新馬戦で1番人気ヴィクトワールピサを下して勝ち上がると,2走目の東京スポーツ杯2歳S(G3)ではトーセンファントムとの熾烈な叩き合いを制して重賞タイトルを獲得。今回は中山コース初挑戦となるが,レースセンスが高く好位で運んで行けるため,それほど苦にすることはないだろう。今週の追い切りでも力強い動きを見せており,枠も4番枠なら問題なし。3連勝での2歳王者へ向けて,視界は良好とみてよさそうだ。
対抗はエイシンアポロン。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.7
前々走のデイリー杯2歳S(G2)でリディルからクビ差の2着に入ると,前走の京王杯2歳S(G2)では大外から一気に差し切って快勝。ここまで5戦と豊富なキャリアがあり,どんな展開にも対応できる器用なタイプ。今週の追い切りではジョッキー騎乗ながら,坂路で51秒1の猛時計をマークして見せた。G1の今回は更に相手が強化されて楽ではないだろうが,しっかりと脚をタメて行くことさえできれば,前走の再現があっても決して驚けない。
単穴はトーセンファントム。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.9
新馬戦を先行策で勝ち上がると,2戦目のいちょうS(OP)は後方から突き抜けて快勝。前走の東京スポーツ杯2歳S(G3)はローズキングダムの粘りに屈したものの,上がり最速となる33秒4の末脚を使ってアタマ差の2着まで差を詰めてきた。こちらも中山コースは初挑戦となるが,右回りのマイル戦には実績があり,折り合いの面から1ハロンの距離短縮も歓迎。大外枠のため割り引いて考える必要はあるものの,相手には加えておきたい一頭だ。
抑えはキングレオポルド。穴はニシノメイゲツ。
今週のワンポイントアドバイス
2歳王奪取,キョウエイアシュラ
01年にレース名が「朝日杯3歳S」から「朝日杯フューチュリティS」に変更され,04年から牝馬も出走できることになった。ここでは過去10年データでレース傾向を見てみたい。
連対馬は4-1,10-1,1-2,8-1,4-1,2-3,2-5,2-7,3-10,2-5番人気の組み合わせで決まった。1番人気は5連対とほめられるものではないが,連を外した年は3,3,3,5,3着。馬券対象にならなかったのは1回だけだった。
馬連配当は3けた〜2000円台6回,3000〜4000円台2回,8000円台2回。上位1〜3番人気がそろって連から消えたことはなく,万馬券は出ていない。
連対馬のクラス別は重賞組14頭,オープン特別組3頭,500万下以下組3頭。その時の成績は1〜3着馬の13,3,2頭と4,5着の各1頭。前走で馬券対象となっていることが連対への理想といえる。
ステップは京王杯2歳S組と東京スポーツ杯2歳S組からそれぞれ4頭が連対し,3連対でデイリー杯2歳S組が続いている。
キャリアは1〜7戦以上馬が4,24,43,35,28,13,9頭出走して,0,4,4,7,2,2,1連対。キャリア1戦での連対
はなく,7戦以上馬も苦戦している。
中山の芝1600Mはスタート後にまもなくカーブを迎える独特のコースで,外枠不利といわれる。そこで,枠番別の連対頭数を調べてみると,1〜4番枠の4,4,2,3頭と5〜8番枠の4,2,0,1頭。内枠13頭に対して,外枠が7頭。ここ10年に限るとデータも「外枠不利」を証明している。
所属別は関東馬が66頭出走して6連対(連対率9%),関西馬が87頭で13連対(15%),地方馬が3頭で1連対。関西馬が関東馬を大きくリードしている。
◎…キョウエイアシュラは前走,坂下から矢のような脚を見せたが,0秒3差の6着。スタート直後に挟まれて後方に置かれたのが最後の最後に響いた。芝1200Mで2勝しているが,押っつけながら追い上げてくるレースぶりは決して短距離向きではない。距離延長は歓迎で,今回はたたき2戦目。能力を出し切れば2歳チャンピオンを奪取できる。
○…ローズキングダムは強敵相手に1800Mを連勝。新馬→重賞でエリートコースに乗った。2戦はいずれもスローの流れだったが,マイルのスピードに戸惑わないセンスの良さを備えており,自分の競馬ができれば重賞V2も十分ある。
▲…キングレオポルドはデビュー戦でマイルを快勝し,前走のベコニア賞をレコードで圧勝した。行きたがる気性に課題は残るが,そのスピードは非凡。激走の疲れが出なけれ一気に押し切っても不思議はない。
△1…エイシンアポロンは京王杯2歳Sを快勝した。未勝利勝ちをきっかけに使われながら地力を増して,前走も直線であっさりと抜け出す強い競馬だった。展開に左右されない脚質で,中山のマイルもこなすはずだ。
△2…トーセンファントムは前走の東京スポーツ杯2歳Sで,ローズキングダムにアタマ差遅れたものの,レース最速の33秒4の上がりを見せた。新馬,オープン特別を連勝したスピードは軽視できない。
△3…前走のニシノメイゲツは前半の流れが遅く,力んで走っていた。その分最後の直線で伸び切れずに6着と敗れた。マイルへの距離短縮はプラスで,中山の1600Mも2戦2勝。16番枠は不利だが,変わり身は大きいはずだ。